男三瓶山へ
【感想】女三瓶山(957m)から男三瓶山(1,126m)までは約1時間。危険がいっぱい!最大の難所となる縦走路です。ガレ場、崖っぷち、ロープなどフルコースの体験。この先は興味本位で進んではいけません。
女三瓶山からの眺めを満喫しましたので男三瓶山へ向かいます。【9:30】
女三瓶山を下り男三瓶山への縦走路の分岐です。ハイカーはここから観光リフト方面へ下りましょう。【9:33】
分岐からは細い山道になります。この先注意の看板が立っています。
それでは、道なき道を進みます!後方は男三瓶山です。
縦走路からカルデラを囲んで、子三瓶山(中央)、孫三瓶山(左側)が見えています。アップダウンがとてもきつそう...。
カルデラの真ん中にある室の内(むろのうち)池です。エメラルドグリーンに輝く池です。
枯葉に足を滑らせないように進みます。
まだ見えぬ男三瓶山を正面に進みます。
急登が始まりました。これからロープで登る箇所が増えます。
ロープを使ってひーひー言いながら登っていきます。
兜山(かぶとやま)に到着しました。【9:42】
男三瓶山はまだ雲の中です。
何度もロープを使って急登を登ります。
振り返ると女三瓶山の山容が見えています。
室の内を取り囲むように三瓶山の各峰がそびえています。紅葉も後半戦といったところでしょうか。
木々が低くなり視界が開けてきました。
地肌が見える足場の悪いところを通過します。滑りやすいので慎重に進みましょう。【9:58】
ユートピア(980m)を通過します。【10:00】
遥か彼方に子三瓶山への登山道が見えています。
こんな岩場も登ります。ロープはあるものの初心者の僕には緊張感マックスです...。
写真では分かりづらいですが、両側は崖っぷちです...。へっぴり腰で通過しました。
まだまだ急登が続きます。
はい、崖っぷちです。ゆっくり進みます。
手が震えてピンボケです。滑落が多い場所だそうです。
こちらは北側の登山口方面です。
横の鎖場です。足場に気をつけながら進みます。
崖っぷちはまだまだ続きます。
ようやく危険地帯を抜けました。【10:23】
男三瓶山の頂上まであとわずかです。
ここを登り切ったら男三瓶山の頂上です。
男三瓶山の頂上直下にある避難小屋です。縦走路にはこの避難小屋しかありません。【10:25】
避難小屋の内部はこんな感じです。とても清潔に保たれています。ただし、室内にはトイレがありません。
男三瓶山山頂への最後の登りです。
男三瓶山山頂(1,126m)に到着です。※女三瓶山山頂【9:30発】⇒男三瓶山山頂【10:30着】所要時間は1時間
三瓶山頂神社が鎮座していました。
男三瓶山山頂はこんなところです。
子三瓶山へ
【感想】男三瓶山(1,126m)から子三瓶山(961m)までは約1時間10分。女三瓶山から男三瓶山までが危険地帯と思いきや、男三瓶山から子三瓶山の縦走路も急坂をお尻をつきながら滑り落ち、さらに急登を登る感じ。ハイキングポールの使用をおすすめします。
男三瓶山の頂上でゆっくりしているとトイレが間に合いません(汗)。5分滞在して10:35に子三瓶山へ向け縦走を続けます。
しばらく草原地帯を進みます。
横に室の内を見ながら子三瓶山へ向かいます。室の内は約1.1haほどの小さな火山湖です。
しばらく草原地帯を抜けるように下ります。
登山道の分岐点に標識が立っていますので、道に迷うことはありません。
時計の反対回りに周回していますので、方角で言うと現在12時を過ぎ、11時に向かっています。左側4時の方向に女三瓶山が見えています。
眼下に見える池は浮布の池です。三瓶山の西側になります。
ところどころに休憩用のベンチがありますが、そんなに休んでいる余裕はありません。縦走路にはトイレがありませんので...。
これから目指す右側に子三瓶山(961m)、そしてその後登る孫三瓶山(903m)が見えています。右側の子三瓶山にはハッキリと登山道が見えています。
男三瓶山から子三瓶山まで一旦山を下ります。最初はこのような歩きやすい登山道なのですが...。
このように、劣化とともに鉄の杭が出ているところもありますので十分注意が必要です。
下り坂が急になってきました。
少しずつ急な下り坂になっていきます。
登山道がくねくねとなり、ジグザグに下っていきます。
途中、見える子三瓶山と孫三瓶山の山容がとても美しいですね。
下り坂が急なところはこのような木に助けてもらって下りました。
急な下り坂になりました。スリップに注意が必要です。さらにむき出しになった岩にも注意が必要です。
ロープ場の連続です。
写真では分かりづらいですが、かなりの急坂です。
えぐい急坂です。この区間で尻もちを3回つきました。ズボンはドロドロです...(笑)。
落石にも注意が必要です。
下り切りました。逆に縦走していたらこの坂を登るのは疲労困憊でしょう。
向こう側に女三瓶山が見えています。
次は再び登り坂です。目指す子三瓶山が目の前にそびえています。
さぁ登りましょう。この登り返し、体力が一気に消耗します。
子三瓶山...。間近で見ると急登です。
ジグザグに高度を上げていきます。
急登を登り切りました。この先が子三瓶山の山頂です。
子三瓶山山頂(961m)に到着です。※男三瓶山山頂【10:35発】⇒子三瓶山山頂【11:45着】所要時間は1時間10分
子三瓶山の山頂からの男三瓶山です。
子三瓶山の山頂からの女三瓶山(奥の鉄塔が建っているところ)です。