むずかしいイケスへ
出船時刻の8時前に港を離れ、沖から2番目のイケスに渡りました。
このイケスはむずかしいことで知られており、過去の荒天でイケスの金網が変形してしまって、場所によって深さのばらつきが大きいのが特徴です。
同じイケスに乗ったグループの人数が多いため、釣り座決めはじゃんけんすることに。釣り座決めの結果は惨敗で、ハズレの釣り座になってしまいました。
魚の居場所に偏りがあるため、釣り座で釣果が大きく変わることも。魚の少ない釣り座になったのは痛いですが、気持ちを切り替えて少しでも釣果が伸びることを祈ります。
![海上釣り堀で本命シマアジ手中【沼津・まるや】バナメイエビエサが大当たり](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/03/22b6840429c2c4b5eb5ecc68aaeae496.jpg)
相当渋い状況
ダンゴエサと漬け込んだバナエイエビをローテーションして探りますが、筆者の釣り座はしばらく反応なし。対面ではポツポツと釣れている様子、でもやはり魚が少ないイケスのようです。
遅れてようやくアタリが出たと思いきや食いが非常に渋く、何度か素針を引いてしまいます。普段の感覚でアワセを入れると、素針を引くか皮一枚といった状況で、タイミングをつかむのに苦労しました。
周囲を見渡すと、ほとんどの方があまりに食いが渋いために、脈釣りタックルでマダイを狙っているようです。このイケスの光景からも、非常に厳しい状況なのが伝わってきます。
青物放流でイナダとカンパチ
マダイとシマアジが放流され、その後遅れて青物の放流タイムがやってきました。ここまで非常に厳しい状況が続き、いまだ釣果がありません。
青物の放流でようやく食いはじめ、活きアジとカツオの切り身でイナダとカンパチを1匹ずつキャッチできました。
ここから続いてくれるかと期待しましたが、すぐに活性が落ちてしまい、再び沈黙モードに。仕方なくマダイ狙いに切り替えます。
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マダイも顔見せ
青物と入れ替わるように、ようやくマダイの反応が多くなってきました。
とくにアタリが多いのが漬け込んだバナメイエビのむき身で、ダンゴエサよりも断然反応がよい状況です。仕込んできたエサを食ってくれると嬉しい気分になります。
クロダイ釣りのような小さなアタリを捉えながら、前半の遅れを一気に挽回、立て続けにマダイをキャッチできました。
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