常連に情報収集
そうこうしていると並びの中央付近に入った常連が、吉田よりもあとから竿を出したのに早くも竿を曲げている。時刻は8時すぎ。さらに9時10分には2枚目を絞る。
北岸とはいえ、常連の釣り座は吉田に比べれば風当たりがさらにきつい位置。相当ウキが見にくいはずだが、それでもすでに2枚とは。
ここは恥を忍んでお尋ねするしかない。そこで得たのは以下のとおり。
竿8尺、タチは穂先からウキ2本分残し。ハリスの長さは25_30cmでエサはグルテンセット。食わせはアルファ21とわたグルのブレンドでタッチは硬め。
また追加情報も。「お連れさん(吉田の座席)が座っていた席で今日と同様に風が強い時に4枚釣れました。でもアタリ数のわりに釣れなかったんで今日はリベンジに来たのですが、おたくさんたちが入られてたので仕方なくこっちに入ったんです。でも風当たりが強くてね、アタリがよく見えないんです。あと先日は別の方が、やはり4番の席で10枚上げてましたよ。あそこはいいんですよ」
深々とお礼を申し上げて、ついでに美しい大先輩の釣り姿を写真に納めさせていただき釣り座に戻る。おい、吉田!その座席はここ最近ではベストポイントだってよ。これで逃げ道がなくなったな(笑)。
釣り姿に余裕を感じる大先輩(提供:週刊へらニュース編集部 関口)
吉田康雄
「マジですか?…、それとセットですよね。それもビックリです」
さて以降も両グルテンを通すのか、それとも常連の釣り方をマネるか。ここは決断の時だぞ、吉田くん!
次回も「厳寒期のハコをナメるな!」です。
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな 【厳冬期のハコをなめるな!#1】
<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
小川つり堀園
小川つり堀園
この記事は『週刊へらニュース』2023年3月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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