熊野古道には昔ながらの石畳が残りタイムスリップ気分を味わいながらパワースポットをめぐれます。モデルコースも豊富にあり太平洋の絶景や森林浴を楽しめる魅力的なスポットが満載です。以下では熊野古道初心者にもおすすめの魅力の詰まったモデルコースをピックアップします。
熊野古道の魅力とは
タイムスリップ気分を満喫できる
熊野古道は熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を参詣するためにつくられた道で世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素にもなっています。歴史が感じられる石畳の道が多く残り当時を想像しながらトレッキングができるのが魅力です。
また、周辺には神社仏閣や絶景スポットが豊富にあり観光も併せて楽しめるのも人気のポイントとなっています。
初心者向けの日帰りモデルコースをご紹介
メインルートの中辺路(なかへち)のほか伊勢神宮まで通じる伊勢路、高野山との間を結ぶ小辺路(こへち)など熊野古道は全長1000kmもあり一度では巡ることはできません。
そこで、以下では石畳の道や世界遺産といった熊野古道らしいスポットが詰まった日帰りのモデルコースをご紹介していきます(本記事は2023年3月6日の情報をもとに作成しました)。
トレッキングの注意点
1.おすすめの服装は?
熊野古道の一部は上り下りのあるルートが多いため登山に準じた服装で歩くのがよいでしょう。服装はインナー・ミドル・アウターの3層を重ね着するスタイルが基本です。スズメバチやヒルなども多く生息する場所のため夏でもアウターは長袖を着用しましょう。また、帽子は日射病を予防し頭部を保護してくれます。
登山の心構えで出かけよう
熊野古道は石畳や土の道が多いためトレッキングシューズのようなすべりにくい靴を活用しましょう。荷物はバックパックに収納し、雨の場合はポンチョを活用するなどして両手を使える状態にしておくと安心です。また、携帯電話が通じにくいエリアもあるので緊急の場合を想定して補助食を持参するのがよいでしょう。
2.公共交通のダイヤもチェック
主要なモデルコースの周辺には駐車場があり気軽に散策ができます。また、周辺にはバス停や電車の駅があることも多く、そこから出発点まで移動して片道だけ歩くのもおすすめです。ただし、公共交通の本数は少なく最終便の時間帯が早いこともありますので必ず事前にチェックしましょう。