焚き火シートは焚き火をした際に地面への影響を軽減するためのアイテムです。焚き火台のように絶対に必要なアイテムではありませんが、マナーとして持参しておきたいアイテムとなります。今回は焚き火シートの選び方とともにおすすめの焚き火シートをご紹介します。
目次
焚き火は環境への配慮が大切!
焚き火シートの選び方をご紹介
焚き火は環境への配慮が大切!
焚き火台でも地面に熱が伝わる
キャンプの醍醐味というと焚き火という方も多いでしょう。日本のキャンプ場では地面や周囲への環境を考え、基本的には直火NGのサイトが一般的です。しかし、焚き火台を使っただけでは地面とロストルの距離が十分に確保できません。そのままでは熱が地面に伝わり芝生などが焦げる可能性があります。
そのため、地面への影響を考えると熱や灰などの影響を軽減するために焚き火シートを用意したほうがいいでしょう。
専用のアイテムだからこそ使いやすい
焚き火シートをわざわざ用意しなくても、耐火性のあるレンガやガラス、濡れた布でも地面への熱は防げます。しかし、荷物が重たくなったり濡らしたりする手間がかかります。そのため、専用のアイテムとなる焚き火シートをあらかじめ用意しておいたほうがスマートに焚き火を始めらるでしょう。
焚き火シートの選び方をご紹介
サイズは重要
焚き火シートは焚き火の熱から地面を守るための道具です。そのため、焚き火台より小さいとほとんど熱を軽減できず意味がありません。また、シートは灰が落ちた時に地面まで広がりにくくなり後片付けがやりやすくなる効果が期待できます。そのため、焚き火台よりもゆとりのある広めのサイズを選ぶことをおすすめします。
耐熱温度を確認
製品により大きく異る部分が焚き火シートの耐熱温度です。耐熱温度が低いとシートが溶ける可能性があります。コンパクトな焚き火台はロストルが低い傾向にあるため、700℃前後を目安に耐熱温度が高い焚き火シートを使うといいでしょう。
素材は価格や手触りに影響する
焚き火シートは安価で手入れしやすいガラス繊維(グラスファイバー)と、少し高価ですがガラス繊維の表面を加工を施して耐熱性を上昇させたシリカ繊維、柔らかく折りたたみ可能なカーボンフェルト(耐炎繊維)、の3種類があります。
そのうちガラス繊維とグラスファイバーは素手でさわさるとチクチクする可能性があるため素手で触らないように注意しましょう。