カリフォルニア州の地方銀行、シリコンバレーバンク(SVB)の経営が破綻し、預金保険公社(FDIC)の管理下に入りました。増資に失敗して、経営危機が報じられてから、わずか2日のスピード破綻でした。

この原因は、預金者がいっせいに預金を引き出した取り付け。古典的な金融危機です。

シリコンバレーのバブルで預金が増え、それを長期の不動産証券などで運用していたところ、急ピッチの利上げで評価損が出て、債務超過になったようです。