ニーズに合わせて選べる4つの提供プラン

カメレオでは用途と活用するデータに合わせて、計4通りのプランを選べます。

〇用途に合わせて選択
[ベーシック]
手軽にカメラデータの活用に取り組みたいお客様向けに、クラウドカメラ機能とモニタリングアプリを標準機能として提供
[プロ]
自社でのアプリケーション開発や、既存システムと連携させたい顧客向けに、「ベーシック」の機能に加え、外部連携用APIを提供

〇活用するデータに合わせて選択
[スナップショット]
静止画の録画、再生、ダウンロード機能を提供
[ムービー]
動画の録画、再生、ダウンロード機能を提供

映像データ活用が進みづらい現場へアプローチ

映像データの活用によるDXが加速している近年。

コンビニやスーパーなどのセキュリティカメラの監視・防犯目的での利用に加え、インフラ現場などにも人やモノの動きの可視化・分析による提供サービスの高度化や業務効率化の需要が高まっています。

これに伴い、セキュリティカメラを使用したリモートモニタリング関連サービスの市場規模は、2019年の17億円から2030年には720億円(42.4倍)へと大幅な拡大が予測されているとのこと。

その一方で、映像データの活用が進みづらい現場も数多く存在しています。例えば日本全国に店舗や営業所を構える企業では、拠点ごとに異なるカメラを使いローカルでデータ管理を行っていることも多く、全拠点のデータを同一システム上で管理、活用をするためには多くの手間やコストが必要です。

また、河川や高速道路など監視対象が屋外かつ広範囲に点在する現場では、録画機器の設置が難しくデータの蓄積や活用が困難です。このような現場でも映像データを手軽に活用できるサービスが求められています。

そんな中、パナソニックコネクトは今回、カメレオの提供を開始することを発表しました。同社は今後、本サービスを通じた柔軟な映像・画像の活用を実現していく方針です。

(文・我妻歩実)