南アフリカの小さな国「レソト王国」には、ホーストレッキングなどの魅力的なツアーがあります。その中で自分が見つけたのは「ロバに乗ってお酒を飲みにいく」という変わったツアーでした。その名も「ドンキーパブツアー」その酔狂な体験模様をご紹介しようと思います。

目次
ロバに乗って街へ飲みに行きますぜ!
ローカルな酒場で一杯
2軒目でビリヤードを楽しむ
ローカルなレソトを味わうにはうってつけのツアー!!

ロバに乗って街へ飲みに行きますぜ!

ロバに揺られて酔いどれツアー!レソト王国のドンキーパブツアー体験記
(画像=『たびこふれ』より 引用)

「ドンキーパブツアー」このツアーの概要は名前のとおり、「ロバに乗り、街の飲み屋へ飲みに行く」というツアー。しかも何軒もハシゴできちゃうという、お酒好きにはたまらない内容になっています。飲み代は自費ですが、ロバに乗って飲みに行くとかそんな時代劇みたいな体験。日本でいうと馬に乗って繁華街に繰りだすような行為です。まず日本では体験できません。これは是非とも体験しておきたい!!

宿泊している「セモンコンロッジ」からロバに乗って行きます。

今回は少しでもレソトに染まろうと、街で購入したレソト伝統衣装のブランケットを着て行きま す。(ちなみにこのブランケットの解説を聞けるツアーもありますよ。)ロバという生き物は馬よりも気性が荒く、馬なら顔を撫でても大丈夫なのですが、ロバだと露骨に嫌がったりして、初心者が乗りこなすのが難しい生き物ということなので、ツアーガイドの人がロバを引っ張って行きます。

出発するときにキツいお酒をキュッといただき(何の酒だかわからなかった)、カァー!と体をあっためたところでいざ街へ!

ローカルな酒場で一杯

ロバに揺られて酔いどれツアー!レソト王国のドンキーパブツアー体験記
(画像=『たびこふれ』より 引用)

街へ入るとブランケットを着ているせいか、皆さんから大受けでした。

やはり現地の人との距離を縮めるには現地の格好になるのが良いですね。1軒目のお店はいかにも現地人しか来なさそうな雰囲気。これ絶対ツアーじゃなかったら入るの躊躇しますね。店内に入ると中央にビリヤード台があり、若者達が楽しんでました。

カウンターでビール大瓶1本とポテトチップスを買ってテーブルで乾杯!ガイドさんとロバはお店の外で待っていて、楽しんだらいつでも出てきて良いとのこと。

ここで飲んだビールの銘柄は「Carling Black Label」というビール。アルコール度が5.5%あり、 南アフリカではポピュラーなビールです。レソトにも「MALUTI」というビールがありますが、南アフリカにグルッと囲まれているお国でもあるので、「Carling Black Label」のような南アフリカ産のビールもレソト庶民に親しまれているようですね。

2本目は「Castel」これも南アフリカのビールです。これも大瓶をグビグビ飲んでポテトチップスを食べていると良い感じに酔ってきました。やがて地元のおじさんが話しかけてきたので、辿々しい英語でお話ししました。どうやらこのおじさん、教師をしていて昔日本とも交流があったよう で懐かしくなって話しかけてきたようです。

お酒を飲みながらの地元の人との交流ができるのは、このツアーの醍醐味とも言えますね。

ロバに揺られて酔いどれツアー!レソト王国のドンキーパブツアー体験記
(画像=『たびこふれ』より 引用)