目次
5. マチュピチュ遺跡に行けたのはラッキーでした
6. 友人のNGOが主催する恵まれない子供たちにクリスマスプレゼントを配るプロジェクトに参加させてもらった
5. マチュピチュ遺跡に行けたのはラッキーでした

結果的に、クリスマスの前にはきちんと道路も整備されて、マチュピチュ村は観光客が少なく閑散としていましたが、無事にたどり着くことができました。
マチュピチュ遺跡もとても観光客が少なく、観光客だらけの「ザ・観光地!人だかりしか見えません!」というわけでなく、その日の一番乗りの入場券だったということもあり、誰もいない貸し切り状態のマチュピチュ遺跡に入れて、スーパーラッキーだった。としか、言いようがありません。
私はお正月にアメリカに戻って参りましたが、どんどんこの抗議デモが激化しているという報道を見て、あの平和なペルーが今は全然違う状況になっているという事実に悲しくなります。
6. 友人のNGOが主催する恵まれない子供たちにクリスマスプレゼントを配るプロジェクトに参加させてもらった

ところで、この抗議デモの最中にもうひとつ素敵な体験ができました。
アレキパのホステルで偶然出会って友達になったアメリカ人・アルの運営するボランティアグループのクリスマスプロジェクトに参加させてもらいました。
アルは、ペルーで電気のない世帯に小さな太陽光発電のランプを配ったり、津波で被害の受けた場所に行って食料を配ったりと人道支援をする活動をしています。
今回は、貧困地区の子供達にクリスマスプレゼントをあげよう!ということで、一緒にその活動に参加させてもらいました。
縄跳び・綱引きといったプチ運動会をして、最後にはホットチョコレートを作って、パンを食べておもちゃを配るというものでした。
突然起こった抗議デモの最中だったので、たくさんの人が絶対このプロジェクトを終わらせるのは無理だから諦めた方がいい。と、何度もアルに言ったそうですが、諦めずに準備し続けた彼の気持ちが通じたようです。
道を塞がれることもなく、無事にイベントは成功。笑顔の溢れる、晴天の素晴らしい楽しい一日になりました。

ペルーの中でも山間部のクスコエリアは貧困地区と呼ばれていて、さらにその中でもこのチンチェロという村は貧困率が高いそうです。
デモが続いて過激な部分が大きくメディアに取り上げられてしまいます。さらに、抗議デモと貧困は深く関係していますが、こうやって目立たないところで地道に笑顔を作る活動をしている人もいることをここで知ってもらえればと思い、シェアさせていただきました。