DF:酒井高徳(ヴィッセル神戸)

開幕から3連勝と波に乗るヴィッセル神戸。今節はガンバ大阪を相手に4-0で快勝を果たした。その中で存在感を発揮したのが、右サイドバックに入ったDF酒井高徳だ。積極的にゴール前まで侵入する姿を見せたこの試合。勝利を引き寄せる2点目と勝利を決定づける4点目を挙げ、大きく勝利に貢献している。特に4ゴール目は、角度の少ない場所からキーパーのニア上を打ち抜きFWも顔負けのシュートセンスも見せつけた。


ヴィッセル神戸 DF初瀬亮 写真:Getty Images

DF:初瀬亮(ヴィッセル神戸)

ガンバ大阪を相手に4-0と快勝したヴィッセル神戸。右サイドのDF酒井高徳がゴールで貢献する中、左サイドバックに入ったDF初瀬亮も高いキック精度で大きく貢献したと言えよう。ゲーム序盤から中央付近にも顔を出し、チャンスメイク。後半にはコーナーキックからFW武藤嘉紀の頭にピタリと合わせる正確なボールで、チームにとっての3点目を演出した。

鹿島アントラーズ MF佐野海舟 写真:Getty Images

MF:佐野海舟(鹿島アントラーズ)

前節(第2節)は川崎フロンターレ相手に終盤に逆転を許し、悔しい敗戦(1-2)となっていた鹿島アントラーズ。それだけに是が非でも勝利が欲しい、という姿勢が終始見えた今節(対横浜FC3-1)。中でも新戦力のMF佐野海舟は安定した働きで勝利に大きく貢献した。出足の鋭いパスカットや展開力は流石のもの。加えて今節は身体の強さも見せ、自陣からの突破でチャンスを演出する場面も見られた。新たなチームの心臓部として、今後も佐野の活躍から目が離せない。


ヴィッセル神戸 MF山口蛍 写真:Getty Images

MF:山口蛍(ヴィッセル神戸)

普段からボールの供給役として、また敵の侵入を阻む存在としても安定感のある活躍を見せているヴィッセル神戸のMF山口蛍。今節は、さらに攻撃面でも改めて能力の高さを見せてくれた。試合序盤から積極的にエリア付近まで侵入する動きを見せ、FW大迫勇也の先制点をアシスト。90分通して安定したパフォーマンスを発揮し、チームの開幕3連勝に貢献した。


アルビレックス新潟 MF伊藤涼太郎(当時浦和レッズ)写真:Getty Images

MF:伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)

前節は、アルビレックス新潟に久々のJ1での勝利をもたらしたMF伊藤涼太郎(対サンフレッチェ広島2-1)。今節もそのゲームメーカーぶりは変わらず、最短距離で敵ゴールに迫れる縦パスなど、効果的なパスを供給し続けた。さらに今節は、冷静にゴールに流し込むミドルで同点弾を決めている。勝ち星を挙げることはできなかったが(対北海道コンサドーレ札幌2-2)、開幕から3戦負けなしと好調のクラブを引っ張る司令塔の活躍に今後も注目だ。


鹿島アントラーズ MF藤井智也 写真:Getty Images