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フイエ
ギセニ

フイエ

フイエはキガリから南に車で約3時間半のところにある県です。

フイエマウンテンコーヒーツアー

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ルワンダはコーヒー大国としても有名ですが、その中の一つがここ、フイエ県で作られているフイエマウンテンコーヒーというブランドです。ここでは、コーヒーができるまでの過程をハイキングしながら一から教えてもらえます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

まずは出発前に、ウェルカムドリンクとしてフイエマウンテンコーヒーをいただきます。人気なだけあり、酸味が少なく飲みやすい豆です。この後の工程にもつながるのでぜひここでの味を覚えておいてください。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

コーヒー豆は2,500~5,500mの標高が高いところを好むため、豆が栽培されているのは丘です。ツアーガイドの先導と共に山を登っていきます。歩き始めて20分ほどのところからコーヒーの木が現れ始めます。いくつかのチェックポイントがあり、そこでコーヒーの起源や種類、育て方など、コーヒーにまつわるあらゆることを教えてもらえます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

筆者が行った時期は冬で、まだコーヒー豆のもととなるコーヒーチェリーは緑のままでした。これが赤に変わると収穫の時期です。赤くなると食べても大丈夫だそうで、試食もさせてもらえるそうです。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

出発してから約1時間で山頂に到着します。そこまで高い山ではありませんが、フイエの街を見下ろすことができます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここでは、コーヒーの生豆を伝統的なやり方で炒って挽いて、コーヒーを煎れて、できたてのコーヒーを飲むことができます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここで思い出してほしいのが、出発前に飲んだコーヒーです。

1時間の山登りをはさんだことで最初のコーヒーの味は忘れてしまいがちですが、でき立てならではの味を楽しむことができます。山頂からの景色もコーヒーの味をさらに引き立ててくれます。

ここでコーヒーツアーは一旦終了し、その山にある歴史的な場所にも連れて行ってもらえます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

フイエはブルンジから30キロほどの南部の県であり、陸路で1時間ほどで行くことができます。そしてこのnyirankhoko rock(ニラホコロック=鶏の主人)と呼ばれる岩は、かつてブルンジとルワンダが戦った場所です。戦ったといっても武力ではなく、魔術で戦いました。

当時はブルンジの力の方が強く、ルワンダを支配していました。そこでルワンダの王が権力を取り戻すために魔術師に相談します。すると魔術師は、「2羽の鶏を殺し、1羽をルワンダ王が、もう一羽をブルンジの王が持つようにすればいいだろう」とアドバイスをします。ルワンダの王はアドバイスを実行しようとしますが、ブルンジの王はルワンダの王から死んだ鶏が送られてきても、受け取るはずがありません。

そこで、商人の女性が作物とともに籠に入れてブルンジ内に持ち込むこととなりました。その女性はとても美しかったため、国境の兵士たちは通行を許し、さらに女性が王との面会を要求すると、その要求も難なく通ります。ブルンジの王に無事に会えた女性でしたが、なんと王も彼女に一目惚れしてしまいます。

「なぜあなたはそんなに美しいのか」という王の問いに対して、女性は「私が美しいとは知りませんでした。ですがとても光栄です。ありがとうございます」と答えます。その答えに王は女性の賢さも感じ、求婚します。女性はそれが本気であればと承諾するのです。

その日のうちに結婚式をあげ、夜をともに過ごすことになりますが、女性は「私の文化のしきたりでは、初夜は女性がベッドを整えなければなりません。その間絶対に入らないでください」と伝え、一人になったところでベッドの下に例の鶏を仕込みます。何も知らない王は、女性と共に幸せな夜を過ごしますが、その間に魔法が効き始め、ブルンジの王は死んでしまうのです。

翌朝、王の死に気づいた城の者たちは、王殺害の犯人として女性を殺し、その知らせはルワンダにも届きます。ルワンダの人々にとってその知らせは女性が殺されたという悪い知らせと、ブルンジの王が死んだという良い知らせの両方を含んでいました。ルワンダの者たちは、女性を勝利の尊い犠牲として、このニャムホコロックの近くに埋めて、たたえたのでした。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

山を下って最初の事務所についたら、可愛いキテンゲ(アフリカ布)の巾着に入ったフイエマウンテンコーヒーをお土産にもらって解散です。

かかる時間は歩くスピードや質問の多さにもよるそうですが、1時間~4時間ほどだそうです。(筆者は常に質問していたので3時間半かかりました笑)コーヒー好きにはたまらない、コーヒーを味わい尽くすツアーになっているので、ぜひ参加して、コーヒー博士になってください。

【フイエマウンテンコーヒー】

  • 料金:大人50ドル、学生30ドル

民族博物館

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

バスターミナルのすぐ横に、国立の民族博物館があります。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

中の写真撮影が禁止されているので中の様子の写真がありませんが、ルワンダの衣食住、生活のありとあらゆる文化が展示してあります。

説明書きは十分ではないため、スタッフに解説をお願いするのがいいと思います。テーマごとに7セクションに分かれており、所要時間は2時間弱ほどです。

【国立民族博物館】

  • 料金:6000Fr(約600円)

フイエはルワンダ内でも5本の指に入る都市で、学園都市でもあるため、カフェも多いです。その中でもおすすめの場所を3か所ご紹介します。

Lamimi Juice Bar

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここは、フルーツを使ったジュースやスイーツが楽しめるカフェです。

インテリアはパステルカラーを使っていて、ポップでオシャレな内装です。特に筆者のお気に入りは写真右手にある黄緑色の椅子です。ブランコの様な作りで、座り心地も抜群で写真にも映えます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=<マンゴーミルクシェーク(左)ときゅうりミルクシェーク>、『たびこふれ』より引用)

野菜を使ったドリンクも多く、写真の様なきゅうりのミルクシェークや、セロリジュースなどもあります。ドキドキしながら飲みましたが、とても甘みがあり美味しくて飲みやすかったです。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

フードメニューは、フルーツ串やアイスクリームなどフルーツを使ったものだけでなく、ハンバーガーやオムレツなどの軽食もあります。

少しわかりづらいところにあるためか、お客さんが少なく、日によって提供していないメニューもありますが、どれも美味しいのでめげずにチャレンジしてみてください。

Café Connexion

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここは、コーヒー専門なだけあって、コーヒーが美味しいと評判のカフェです。いつ行っても必ずお客さんがいます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

飲み物はホットココア以外コーヒーしかないという、コーヒーへの自信がみえます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

東アフリカでよくあるのがミルクに水を足すことです。日によると思いますが、写真のカプチーノ(約100円)のようなミルクの入ったものは、薄く感じることがあります。コーヒー自体は間違いなく美味しいので、筆者的にはエスプレッソ(約50円)がおすすめです。

コーヒーのお供にバナナケーキと紅茶のケーキもあります(各約200円)。そこまで甘くなく、パウンドケーキのように柔らかいケーキになっています。

Nehemiah Coffee

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらは、コーヒーがおすすめなもう一つのカフェで、実はCafé Connectionの向かい側にあります。どちらも美味しいコーヒーが飲めますが、人によってどちらの方が好きかは分かれるので、飲み比べをしてお気に入りを見つけていただきたいです。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらではコーヒーだけでなく、ミルクシェークや紅茶類も提供されています。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

チョコミルクデザートドリンク(左)、カプチーノ(中央)、エスプレッソ(右)とスナック

テラス席もあり、広い庭の中にテーブルは数個しかないため開放感があり、中よりこちらの方がおススメです。ドリンクは大きさを大小と選べるため、調整がしやすく親切なポイントです。約100円前後で飲むことができます。

フードメニューもパスタやピザなどしっかり食べられるものが用意されており、500円ほどで食べられます。

【Nehemiah Coffee】

  • 営業時間:月~土曜 6:30~22:00、日曜 10:00~22:00

ギセニ

ギセニはキガリから西に3時間半ほど行ったところにある県です。

キブ湖

ルワンダはキブ湖が広がっている国の一つで、その一部がギセニから見えます。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

湖では定番のボートクルーズもあります。筆者が使った会社では30分コース(ボート当たり約3,000円)と1時間コース(ボート当たり約6,000円)を提供しており、予算や希望に合わせて変更も可能でした。たくさんの会社が運営しているので勧誘にすぐのるのではなく、予算と内容を比べて合ったものを見つけるといいと思います。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

30分コースではコンゴとの国境付近まで連れて行ってもらえます。写真中央の青い屋根が関門のGrand Barriereです。あまり近づきすぎると海洋法に触れてしまうので、少し遠目で止まりました。

Grand Barriere

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

キブ湖からは近づけませんでしたが陸路で上述の関門に行くことができます。ここから見える先はもうコンゴ民主共和国になります。

この先に行くにはビザ(日本人は50ドル)をとって、手荷物検査を受けるなどの手続きを受けなければなりません。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

門の手前までは誰でも行けるのでそこで写真を撮るだけでも記念になります。

ただし、警官がたくさんいるので、きちんと確認をとってから写真を撮り始めてください。ルワンダは賄賂が禁止されているのでお金を要求されることはありませんが、逮捕されてしまう可能性はあります。

Migano Cafe

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ビーチの近くにあるカフェレストランです。ビーチにはにぎやかなバーレストランが多いですが、こちらは比較的静かで、外国人観光客が多い印象でした。

【ルワンダ】キガリ以外にもある!ルワンダの穴場スポット紹介
(画像=<クアトロチーズピザ(左)とマサラチップス(右)>、『たびこふれ』より引用)