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「富山市立図書館(TOYAMA キラリ)」の全フロアを紹介
富山市ガラス美術館ミュージアムショップ
「富山市立図書館(TOYAMA キラリ)」の全フロアを紹介
ここでは、富山市立図書館の各フロアの特徴を詳しくご紹介します。
地元の人が心地よく過ごせるような図書館としての基本的な機能と、富山について知りたいと思っている人や観光目的で訪れた人にも配慮したコンテンツがたくさん用意されています。
富山のガイドブックや路面電車、ガラス芸術についての資料をラインナップするコーナーでの情報収集は、富山観光をよりディープなものにしてくれるでしょう。
5階 とやま観光資料が充実「参考図書フロア」
5階は、郷土に関する資料や新聞、雑誌などを配置する「参考図書フロア」です。
富山市立図書館は、他の図書館と比較すると、雑誌を数多く取り揃える図書館といえます。ファッション雑誌から、芸術やビジネスなどの専門性の高いものまで幅広く取り扱うだけではなく、バックナンバーが揃っている雑誌もあるので、ずっと探していた読みたかった雑誌のバックナンバーが見つかるかもしれません。
富山市立図書館では、旅行者であっても、身分証の提示があれば図書利用カードを作り、本を借りられます。そのため、富山滞在中に側に置いておきたい本や、ワーケーションで訪れた際に滞在先でゆっくり読みたい雑誌や本を借りるなどの利用方法があります。
参考図書フロアの「とやま観光資料」のコーナーでは、北陸地方で人気の地域情報誌や、富山で編集されたフリーマガジンなど、フレッシュな富山の情報に触れられます。「観光シール」が貼ってある本は貸し出しを行っています。
5階の窓際には、路面電車についての資料をまとめたコーナーが展開されています。富山の路面電車の歴史に限らず、日本中の路面電車について幅広く知識を深められます。
富山の路面電車については映像でも紹介されているので、文字での情報収集が苦手な人も興味を持てるのではないでしょうか。
4階 ガラス芸術資料コーナーがある「一般図書フロア」
4階「一般図書フロア」では、小説やエッセイ、趣味や暮らしについての本を配置しています。
「ガラス芸術資料」コーナーでは、国内外のガラスについての書籍がラインナップされています。これほどまでにガラスに関する書籍が充実している図書館は珍しいです。美術館やミュージアムショップに、図書館の本を持ち込むことができることはあまり知られていません。美術館で実際にガラスの作品を見ながら、調べ物をするような利用方法は、TOYAMA キラリだからこそできる本の楽しみ方です。
3階 子ども目線に立った「児童図書フロア」
3階「児童図書フロア」には、高さが最大でも160cmほどの低めの書架が配置され、優しい空気が流れます。大人の女性の腰の高さほどの書架もあり、子どもたちが自分で好きな本を見つけて手に取れる工夫がなされる、子どもの読書活動の拠点です。
隈研吾さんが「この建物の中で1番いい場所」とおっしゃったほどの抜群のロケーションにあるのが、ふれあい交流ルームです。立山連峰が臨めるだけでなく、窓ガラスから入る光によって、明るい場所でくつろいだり本の読み聞かせに参加したりできます。
ふれあい交流ルームの前には、ベビーカー置き場が広くとってあり、お子様連れでも安心して利用できます。数に限りはありますが、館内ではベビーカーの貸し出しも行っています。
富山市ガラス美術館ミュージアムショップ
富山市立図書館を訪れた機会にぜひ足を運んでほしいのが、TOYAMA キラリの2階北側にある「富山市ガラス美術館ミュージアムショップ」です。エスカレーターで1階から上ってくるとすぐの場所に位置しており、キラキラしたガラス細工に惹かれてつい立ち寄りたくなるショップです。
富山市ガラス美術館ミュージアムショップでは、富山のガラス細工やTOYAMA キラリオリジナルグッズを取り扱います。
県内外の人々から人気を集めるのが、富山の地酒のためのお猪口「O・CHOCO(お・ちょこ)」シリーズです。ガラスひとつをとっても、これだけ表現の幅があるのだと気付かされます。それぞれの作家のそれぞれの表現から、あなたのお気に入りのお猪口が見つかるはずです。
TOYAMA キラリオリジナルグッズとして、外観のストライプのデザインを彷彿とさせる柄のプリントのメモ帳やマスキングテープ、TOYAMA キラリの美しい建築をベストショットで切り取ったポストカードなどが販売されていて、隈研吾さんのファンには特に人気とのこと。旅の思い出やお土産に最適です。