都心からでも1時間半の距離にある真鶴半島。磯やゴロタ浜が多く、周辺海域はとても豊かな漁場でもあります。当然釣り人にとっても魅力的なフィールドがたくさんあります。今回は、真鶴半島のボート釣りを紹介します。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荒木清)
真鶴半島の概況
神奈川県の西部にある足柄下郡真鶴町。東京から車で1時間半~2時間くらいで、電車でも東京駅から真鶴駅まで2時間もかからない場所です。真鶴半島の先端には三つ石(笠島)がありますが、潮が引き潮になると歩いて渡れるため観光や釣りなどで訪れる方も多いです。

半島は磯やゴロタ浜が多く真鶴は漁業も盛んで、遊漁船なども色々ありアングラーには嬉しい場所でもあり、四季で楽しめる場所です。
真鶴半島の釣りフィールド
真鶴半島にはさまざまな釣りフィールドが存在しています。
磯
関東を代表する磯釣りフィールドです。真鶴の磯は急深な場所が多いです。春にはアオリイカにマルイカ。メジナや海タナゴ、カサゴ、やメバルなどが狙え、夏にはアカハタにイシダイや、ムギイカ、青物も回遊してきます。
秋になるとショゴやソウダカツオ、ワラサなどの青物も狙え、秋は数釣りといわれてますが、近年キロクラスのアオリイカがつれてます。
冬になると寒メジナや今人気のカワハギにブダイ、メバルや時には夜釣りのヤリイカも。磯釣り以外にもゴロタ浜や堤防釣り、ブッコミ釣りや、穴釣りなどが楽しめます。
ボート釣り
ボートを走らせ、10分もしないうちに水深100mになる場所もあります。自分は魚群探知機で25年以上真鶴の海を見てきて色々な場所があることが分かりました。砂地はもちろん、岩礁や人口漁礁にアマダイが好きな砂泥などの場所があります。ここで、ボートで釣れる季節ごとの魚をご紹介いたします。

春メバル、カサゴ、カワハギ、キス、アカムツ、ヒラメ、マダイ、スズキ、アマダイ、オニカサゴ、アオリイカ、イトヨリダイ、マルイカ。
夏はハタ類、ホウボウ、メゴチ、イサキ、アジ、サバ、イワシ、カマス、キス、マゴチ、ソウダガツオ、クロムツ、スルメイカ。
秋になるとアオリイカ、アジ、ショゴ、マダイ、ヒラメ、カサゴ、ハタ類、カマス、メジナ、クエ、青物も釣れます。
冬はカレイ、カワハギ、ヒラメ、メバル、アマダイ、オニカサゴ、キンメダイやメダイなんかも釣れます。
沖(船)釣り
真鶴では数多くの遊漁船があります。初心者向けの釣りからファミリーフィッシング船にジギング船と青物、底物、イカ釣りや超深場釣りができ、釣り物が豊富です。

春にはイサキやマダイ、アオリイカ、マルイカ。夏には青物、アカハタ、ロックフィッシュ、スルメイカ、小田原モンスターを狙いマグロ、秋~冬にかけてカワハギやマダイ、アマダイ、オニカサゴ、ヒラメ、ベニアコウ船などが始まります。アカムツや真鯛は一年中出てる船もあります。