去年は厳しかった鳥羽市志摩沖のビンチョウマグロ、今年は2月に入り大きな群れが入って来たとの情報をキャッチ!しかも10kgオーバーも混じり毎日安定した釣果ということで早々にタックルを揃えて行って来ました。
●三重県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山本良次)
勝丸でトンジギ釣行
寒さも厳しくなるこの時期(2月初旬)には、毎年三重県鳥羽市の国崎漁港から出船し大型「寒平目」を狙うのですが……今年は新艇を構え2船体制になった勝丸さんがトンジギ便(ビンチョウマグロジギング)を開始するとの情報を聞き付け、さっそく2月初旬に予約し乗船して来ました。
![トンジギ釣行でマグロ2桁の大爆釣【三重・勝丸】 船内クーラー満タンで早上がり](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/20230304web06.jpg)
狙うは港から1時間(20マイル)ほど沖に走らせた志摩沖の水深は約600m~1000mです。
ポイントの状況
定員は片舷8名程なのですが、本日は4名と少ない人員での釣行でした。この「トンジギ」という釣りはアングラーを片舷に配置したドテラ流しの釣りですので、今日はいつもより広々でアングラーにとっては最高の状況です。
![トンジギ釣行でマグロ2桁の大爆釣【三重・勝丸】 船内クーラー満タンで早上がり](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/20230304web05.jpg)
ポイントに到着すると、そこはやはり外海に近い沖合のために風や波も近海とは別世界でした。300gのジグを投入するも風が強く潮が早いので1投目からラインが斜めにバンバン出ていきます。船長からアナウンスされた朝イチの狙い棚は20m~80mでしたので朝の内は斜めに出過ぎても、それほど問題はありませんでした。
ですが、棚が下がり出す先のことも考えて、深い層からできるだけ縦斜めのシャクリで狙いたかったために2投目からは400gに変更し120mまで落として海面まで誘う作戦に切り替えました。
3投目で8kg級ビンチョウマグロ
その流れで3投目を投げいれた時、早速ミヨシの方が強烈ヒット!すると、それと同時に すぐに私のジグに重さがなくなるフォールのアタリが!?まさか着底することは100%ありえないので、これはフォールの食い上げと確信。
大きく2~3度はアワセたでしょうか……ズッシリと竿が曲がり込み8kgクラスのビンチョウマグロを早い段階でゲットしました。まさにモーニングサービスです!
船中連続ヒット
その後も同船アングラーの皆さんに、変わるがわる大きなアタリがあり……その都度「60mです!」「40mフォール!」と大きな声で棚の共有をし合いながら、連鎖の大爆釣が始まりました。
![トンジギ釣行でマグロ2桁の大爆釣【三重・勝丸】 船内クーラー満タンで早上がり](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/20230304web02.jpg)
やはりこの「トンジギ」という釣りは棚が重要ですので、皆で声を掛け合う協調性がとても重要になります。