大パワーだけではなく、鋭いレスポンス、高強度の鍛造ピストン、ハイブーストとレスポンスを両立させ、低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボチャージャーなどサーキットで培われた多くの技術が投入されている。

トランスミッションは、ドライブロジック付きの8速MステップトロニックATを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まで多様な場面に対応。さらに、ドライバーの意のままにシフトアップ、ダウンが可能な、6速MT搭載モデルも選択することができる。

BMW 新型「M2 クーペ」日本上陸 6速MTもラインアップ
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

好みに応じて2パターンのセッティングが可能なM Driveを標準装備。エンジン、サスペンション、ステアリングやブレーキなどの好みのセッティングをステアリングに装備されるM1/M2ボタンにメモリーで選択し、ボタンを押すことで瞬時に好みのセッティングとすることができる。

M Modeでは、Road、Sport、Trackのモードを選択でき、アシストや横滑り防止装置の介入度合い、メーターパネルやヘッドアップ・ディスプレイ、メーターパネルの表示を変更する事が可能。さらにMアダプティブ・サスペンションを標準装備しており、サーキット走行、スポーツ走行から、市街路走行まで適合することができる。

新型M2のボディ、ドライブトレインはアルミニウムを多用することで、軽量化を図り、運動性能を追求。また、Mハイパフォーマンス・モデルに相応しく、エンジンルーム内のストラット・ブレースの追加、フロント・アクスルおよびリヤ・アクスルへの補強を行なうなど車体強化により、サーキットでの走行性能の信頼性を向上。さらに、よりハードなサーキットでの走行を想定し、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備している。

この新型M2にも最新の高性能カメラ、レーダーを駆使する運転支援システムを標準装備し、自動バック走行ができるリバース・アシストも装備。ただし、MTモデルはクルーズ・コントロール(ブレーキ機能付き)のみとなる。

また車載通信モジュールによりBMWコネクテッド・ドライブ、音声でコントロールできるインテリジェント・パーソナル・アシスタント、会話によりインターネット経由で情報を取得できるAmazon Alexaも搭載されている。

価格

BMW 新型「M2 クーペ」日本上陸 6速MTもラインアップ
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

提供・AUTO PROVE

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