トリプルヒットも!

そんななか、グングンと強いアタリ。アワせずに追い食いさせる。ググンとさらに強く引き込まれたので巻き上げると、かなりの重量感だ。

「特大カサゴのダブルかな」と期待する。上がったのは23cm前後のトリプル。そこから3連発した。午前9時すぎ、「今の潮流なら伊良湖寄りの朝日礁に入れますので移動します」とアナウンス。この時点で釣果は12匹。

カサゴ船で40匹超えの好釣果【愛知・まとばや】ゲストにキジハタもカサゴのトリプルヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

移動後の朝日礁も好調

5分で朝日礁へ到着。「潮の流れに合わせて様子を見ながら釣っていきます。合図に合わせて投入と巻き上げをお願いします。水深70m前後です。どうぞ」と開始の合図。

それに遅れることなく投入。オモリ着底と同時に仕掛けをたるませてハワせた。グングンと明確なアタリ。24cmの大型カサゴだ。この日は縦の誘いよりもハワセに反応が良い。

幸先は良いものの、「今、仕掛けが上がっている方は待っとってください。ポイントが狭いので船を入れ直します」とのアナウンス。チラリと左を見ると、剛君も大型カサゴを仕留めている。

カサゴ船で40匹超えの好釣果【愛知・まとばや】ゲストにキジハタも大型カサゴも混ざった(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

キジハタも登場

次の「始めてください」の放送と同時に投入し、ふわりとハワせる。エサを自然に落下させることがキモだ。ゴゴーンと穂先が入り、重みが心地いい。26cmの特大カサゴだ。初投、次々投を含めて5連チャンした。

9時40分ごろ、剛君が「アタリも引きも全然違います」とサオを弓なりにしている。タモを手に水面下に注目していると茶色の斑模様が見えてきた。キジハタだ。無事にネットイン。剛君はドヤ顔のガッツポーズだ。

カサゴ船で40匹超えの好釣果【愛知・まとばや】ゲストにキジハタも高級魚のキジハタが登場(提供:週刊つりニュース中部版APC・鬼頭佳嗣)

その後、10時までにアタリがなくなってしまった。「全然食いませんので移動します」と、船は大きく移動となった。

大波出しに移動

10分弱で神島南東の大波出しに到着。移動の間、「深場なので上げ下げに時間がかかるから一度に多点掛けすると効率がいいよ。

一番上のハリに食わせるイメージで仕掛けをしっかり緩めるんだ」とアドバイス。この日のように潮回りが緩いからできる釣り方だ。

「水深55m前後です。始めてください」のアナウンスで再開。このエリアを何度も移動してくれるものの、1時間程度はポツポツの拾い釣りの状況が続く。