ウキ釣りにカサゴ
邪道エギングの手を止めウキを見ていると、流されなくなり静止。これはヒットしていると判断し、軽く合わせて回収。あれ?ヒイカ?というサイズの自己最小記録のヤリイカ。スッテとあまり変わらない。
![陸っぱりヤリイカ釣りで11杯 エギング・邪道エギング・ウキ釣り3種で挑戦](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/202303015web03.jpg)
今度は深めかと思いウキ仕掛けを投げ返すと、今度は一気にウキが沈む。よしよし、狙い通りとほくそ笑みながら巻くと、ガガガガという竿を叩く引き。
![陸っぱりヤリイカ釣りで11杯 エギング・邪道エギング・ウキ釣り3種で挑戦](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/202303015web04.jpg)
これは独特な引き方のイカではなく照らしてみるとカサゴ。カサゴは稀にこの釣りでも釣れたりする。
最終釣果
タイムリミットまで後30分。アオリも釣れたらいいなぁと欲を出し、普通のエギで攻めると再びのヤリイカ。やればまだまだ数を伸ばせる場面であることに間違いはなかったが今回はここで納竿とした。
![陸っぱりヤリイカ釣りで11杯 エギング・邪道エギング・ウキ釣り3種で挑戦](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/202303015web06.jpg)
実釣3時間で11杯のヤリイカと1匹のカサゴ(リリース)の釣果。爆釣ではないがしっかり楽しめた釣果だ。リリースした小型は不明だが、持ち帰りでは1杯だけがメスで残りは25cm以上のオス。最大も35cmクラスと型揃いだった。
陸っぱりヤリイカ釣りのコツ
今回試した2釣法について、それぞれコツやアタリの出方を紹介しよう。
ウキ釣り
まずはウキ釣りでのアタリの出方。力のあるオスではウキを沈めるがメスや小型はそうは限らない。
潮に乗って流れていたウキが止まる。ウキが、着底した時のように寝たりする。
違和感があればスッと合わせれば良い。いれば合わせになるし、いないならいないで誘いになるから無駄にはならないだろう。後はどのウキ釣りにも言えるが棚を見つけることが肝心。
邪道エギング
続いてエギング(邪道エギング)のコツは、フォールやステイ中は糸を指に掛ける。ガシガシしゃくらない。
![陸っぱりヤリイカ釣りで11杯 エギング・邪道エギング・ウキ釣り3種で挑戦](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/202303015web02.jpg)
ウキと同じくメスはアタリが小さいことも多い。アタリを捉えやすくするためにも糸の動きを指で感じるようにしたい。もちろんアオリエギングでも有効だ。また、臆病な性格なのかわからないがキビキビとシャクってアピールするよりもモターっとしたやる気ないくらいなシャクリの方がその後のフォールでヒットしやすい。ウキ釣りと同じく棚を効率良く探るためにもアタリがでた棚を見逃さないようにしたい。
何より寒さ対策を
そしてこの釣りの何よりのコツは「指を悴ませないこと。」これはウキでもエギでも同じ。自分の意思通りに指をいかに動かすかが手返しに関わる。特に冷え性の私は厳寒期のヤリイカ釣りとの相性はあまり良くないかもしれない。