世界中の誰もが知っている大企業「Google」。Googleは、多くの便利なアプリやサービスをわれわれに無料で提供している。しかし、なぜ無料で提供することが可能なのだろうか。Googleは莫大な広告収入によって成り立っているようだが、その陰にはGoogleのサービスを利用することで集められた、ユーザーの個人情報が関係しているとの噂もある。
今日は、「凄い!便利だな〜」と思えるガジェットを日々紹介しているインスタグラマー・シンきち【ガジェットアドバイザー】@shinkichi01さんの投稿『グーグルがどれぐらい私たちの情報を知ってるのか』について、皆さんにご紹介しようと思う。
シンきち【ガジェットアドバイザー】さんは先日、Googleが握っている個人情報について自分たちで確認する方法を紹介した動画をInstagramへ投稿した。
こちらの投稿には、なんと1.1万件もの「いいね!」が付いており、インスタ上で大きな話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
いつの間にか、個人情報がバレている!
Googleがユーザーの個人情報を把握しているというのはよく聞く話だが、実際にどの程度まで知られているのだろうか。
確認するには、まず自分のGoogleアカウントにログインした状態で、検索バーに「ads settings google」と入力してほしい。
一番上に表示されたサイトをクリックすると、Googleの「マイアドセンター」に飛ぶので、左のバーにある「プライバシーの管理」の項目をクリックしてみよう。
すると、性別や年齢、子どもの有無、住居が持ち家か賃貸かどうかなど、ユーザーの個人情報に関するさまざまな項目を見ることができる。これらの項目に、GoogleのAIが推定した内容が勝手に記載されているのだ。
この情報を利用して、Googleはユーザーに合うであろう広告をウェブ上で表示しているらしい。
Googleに登録された情報は、検索履歴などから予測されたものなので、間違っていれば、その場で書き換えることもできる。しかし、あえて自分がどういった人物なのかバレたくない場合は、情報をあえて間違ったものにしておくのも一つの手だ。
スマホにGoogleがある時点でもう遅い?
この記事を執筆するために、筆者も自身のGoogleアカウントで「マイアドセンター」をチェックしたのだが、世帯収入や交際状況といった、かなりデリケートな個人情報までガッツリ記録する欄があったので、若干恐怖を感じている。Googleは、ゆりかごから墓場まで、ゆるやかにストーキングする気だろうか。
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「スマホにGoogleがある時点でもう遅い」と、Androidユーザーを震え上がらせるような声や、「今更、驚くことではないだろ」と、Googleのストーキングは前々からわかっていたことだといった声など、さまざまなコメントが寄せられている。
中には、「パーソナライズド広告オフにしているから出てこなかったよ」といった声もあったので、少しでもGoogleに個人情報を渡したくないという方は、「パーソナライズド広告」の設定を今すぐ確認し直そう。お使いのGoogleアカウントにログインし、「マイアドセンター」から右上の「パーソナライズド広告」の項目が「オフ」になっていればOKだ。