20尾到達

釣り座に戻り、途中でサバに邪魔されたときは、5本ヅノ仕掛けに交換。単独掛け、一荷止まりながらも、手堅く釣果を重ねて、20尾たまったところで右舷側の様子を見に行く。どのオケも、良型本命がひしめいている。

胴の間で竿を振る女性アングラー・福井貴子さん(坂戸市)は、取り込んだ一荷をカメラに向けて「沖釣りはアジからキハダマグロまで何でもやるけど、ヤリイカは魚と違う魅力があり、釣趣も深い。食味もよく、糸造りがたまらなく美味しい」と満面の笑み。

船ヤリイカ釣りで肉厚パラソル級の本命が平均20尾前後【茨城・桜井丸】沖釣り万能の福井さん(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

ミヨシ2番の大池智久さん(三郷市)も絶好調。取り込んだパラソル級のダブルを掲げ、「肉厚で大型ぞろいだから、たっぷり土産が確保できたよ」と満ち足りた表情。

最終釣果

後半に入ると、風と波がすっかり収まったこともあり、誰もが釣趣を存分に楽しみ、11時の沖上がりを迎えた。

船中釣果は、25~55cm0~31尾。残念ながら、船酔いで竿を出せなかった人が1人いたが、ほとんどの人が20尾前後の釣果で、大満足の笑顔だった。

同沖のヤリイカは、例年ゴールデンウイークごろまで釣れ続くが、できるだけ早めの釣行が望ましい。パラソル級の重厚な引き込みを楽しんでいただきたい。

船ヤリイカ釣りで肉厚パラソル級の本命が平均20尾前後【茨城・桜井丸】ほとんどの人が20尾前後の釣果(提供:週刊つりニュース関東版 APC・大村隆)

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<週刊つりニュース関東版 APC・大村隆/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
桜井丸
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年2月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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