ドーナツやマラサダとの違い
では、ベニエは、同じ揚げ菓子であるドーナツやマラサダとどう違うのでしょうか。
「ドーナツ」はオランダ生まれイギリス育ち

ドーナツは、小麦粉に水・砂糖・バター・卵などを加えた生地を油脂で揚げたものです。
内側は、しっとりふんわりしたケーキのような食感です。
外側は、モチモチだったりサクサクだったり、種類によって異なります。
形状はリング状が多いですが、ボール状のものなどもありますね。
このドーナツは、オランダ生まれのイギリス育ちのお菓子となっています。
原型は、オランダのオリーボーレンというお菓子にあります。
オリーボーレンは、小麦粉・砂糖・卵で作った生地を酵母で発酵させてラードで揚げたものです。
このお菓子を、イギリスで迫害を受けたプロテスタントの一派の清教徒がオランダ滞在中に覚えました。
そして、清教徒がアメリカに移住した際に作り方を広めたとされています。
ポルトガルで生まれた「マラサダ」

マラサダは、ポルトガルを代表するお菓子の1つです。
もともとは、マデイラ諸島で作られたお菓子とされています。
マラサダは、イースト菌で発酵させたパン生地を油で揚げ、グラニュー糖をまぶして作るのが定番です。
伝統的なマラサダには穴も具もないそうです。
復活祭の46日前から始まる四旬節に備えて、ラードや砂糖を使い切るために作られたのが始まりとされています。
そのため、贅沢な食材は使わなかったとされています。
しかし、近年はクリームなどの具を詰めたものが人気となっています。
また、マラサダはハワイ名物とされることがあります。
これは19世紀にハワイへ移民してきたポルトガル人がマラサダを持ち込んだのが始まりとされています。
まとめ
ベニエは、ドーナツやマラサダに似ている油で揚げたお菓子のひとつです。
フランス発祥で、現地では定番のお菓子として人気となっています。
提供元・FUNDO
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