
カンファレンスやマスタークラスは、英語とフランスの同時通訳付き。©︎PhilippeLabeguerie
広大な会場の中で最も熱気があったは、ボルドーグランクリュ2020年の試飲会。100を超えるボルドーの格付けシャトーが勢揃いし、最新ヴィンテージをお披露目。世界中からやってきたソムリエやワイン愛好家が熱心に試飲していた。

世界中の生産者とワイン関係者が集うサロン。©︎PhilippeLabeguerie
フランスを中心に世界中のワインが一堂に介し、エリアごとにまとまっているお陰で、来場者は、効率よく見て回って比較でき、多くの知識を得ることができる。生産者側も、世界中のソムリエやバイヤーと繋がれる場であり、双方一体となって盛り上げる、世界のワイン・アルコール業界において最も注目されるイベントだ。

カクテルエリアは大人気。©︎PhilippeLabeguerie
会場だけでなく、市内のホテルやレストラン、小売店などでも”off”と称して、ワイン・アルコールやカクテル関連のさまざまなイベントやパーティーを実施し、祭典的な盛り上がりも見せた。
ちなみに、前週にはパリで、3年に一度の「世界最優秀ソムリエコンクール」が開催。11日に決勝戦が行われ、ラトヴィア代表レイモンズ・トンプソンスが優勝。翌日の「ワイン・パリ/ヴィネクスポ・パリ」では、トンプソンス同席のプレスカンファレンスも。
世界が注目するワインイベント二つが同時期に繰り広げられ、2月のパリは大いに盛り上がった。
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WINE PARIS & VINEXPO PARIS