大自然と一体となって楽しめる渓流釣り。渓流師にとって「元旦」とも言えるこの日を、最高の状態で迎えられるよう、行っておくべき事前準備、ここでは釣り具について詳しく解説していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)
アマゴ狙いの渓流エサ釣り
山間を流れる渓流という、過酷な環境を好むアマゴにアプローチするためには、機動性能が高い釣り具が必要となる。ちょっとした不注意が危険に繋がるだけでなく、ストレスの元となってしまうため、釣り具のチェックはしっかりとやっておこう。
![アマゴ狙いの渓流エサ釣りの釣り道具を徹底解説 【竿・タモ・ビク・エサ箱】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2023/02/c0318a01437ddeadb92baa8e9648a40f.jpg)
渓流アマゴ釣りの釣具
それではまず、実際の渓流釣りで使用する竿やタモ(ランディングネット)のチェック項目について見ていこう。
渓流釣りの竿のチェック
渓流の餌釣りでは、主に延べ竿を使用する。河川の規模や川幅によって、長さや調子の違う複数本を持参するのが一般的だ。また、長さ調整が出来るズームタイプの竿を使用している方も多いのではないだろうか。
こちらは竿本体にキズが入っていないか、竿先用キャップは紛失していないか(移動の際に必須)、ズーム部分が固着していないか、また穂先が回転トップタイプなのであれば、回転パーツがきちんと機能しているかを確認しておく。
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渓流タモ(ランディングネット)のチェック
細糸を使用する渓流釣りでは、抜き上げたり掬ったりするのに柄の短いタモ(テンディングネット)を使用する。網が劣化していたり穴が開いていたりすると、最高の瞬間が最悪の瞬間に早変わりしてしまう可能性があるので、入念に確認しておこう。
場合によっては網を張り替えるか、買い替えも視野に入れる事になる。
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ビク(クリール)のチェック
筆者のように、釣った魚を美味しく食べる事をモットーとしているアングラーにとっては、魚をキープするための取り回しの良いビクは必須アイテム。こちらは肩紐と本体を連結している部分が壊れていないか、ビクの本体の開口部がきちんと開閉できるかを確認しておこう。
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エサ箱のチェック
川虫やイクラといった、複数種類の餌を使い分ける渓流釣りにおいて、腰に付けたり首から下げて携帯できるエサ箱は大変便利なスグレモノ。こちらは開口部がスムーズに開閉出来るか、各パーツ部の確認をしておこう。
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