サバイバルには欠かせない火起こし。サバイバルの火起こしには簡単にできるコツがいくつあるのでしょうか。素人の火起こしは時間がかかり心配です。サバイバルの火起こしで苦戦する人はたくさんいます。今回はサバイバルの火起こしの簡単なコツをメインに紹介します。

目次
はじめに
サバイバルの火起こし方法

はじめに

火起こしの必要性

サバイバルの火起こしを完全ガイド!簡単にできる4つのコツを一挙大公開!
(画像=Photo byLAWJR、『暮らし〜の』より引用)

サバイバルには火が必ず必要です。なぜなら、食料に火を通したり、火で体を温めたり、明かりの役割などがあるからです。火があるとないとではサバイバル生活に大きな差があります。そして、火を必要とするには、火起こしが必要になります。火起こしはサバイバルにおいて基本であり、とても重要な作業になります。


火起こしには簡単なコツがある

サバイバルの火起こしを完全ガイド!簡単にできる4つのコツを一挙大公開!
(画像=Photo bySkitterphoto、『暮らし〜の』より引用)

火起こしは、難しいという印象が強いですが、簡単に火起こしを行うコツがあります。今回はサバイバルに役立つ火起こしの簡単なコツを紹介していきます。このコツを覚えれば、火も簡単に確保することができます。

サバイバルの火起こし方法

火起こしの方法①:木

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

木で火起こしを行う方法を紹介します。まず、火口や火きり板、火きりぎねや葉っぱなどを用意してください。最初に火口の形を整えて、火きり板の下に葉っぱを敷いて、火きりぎねで火きり板をこすります。

素早く火きりぎねを動かすことで、木の摩擦によって煙が出てきて火種ができます。できた火種はそのまま葉っぱに落ちるので、葉っぱに落ちた火種を火口に移動させます。最後に、火口に息や風を送ることで火を起こすことができます。

木で火起こし:補足

木で火起こしを行う時の補足として、火きり板や火きりぎねは、市販で購入できます。また、道具を自分で作りたいという人は、ナイフなどを使って木を削り、火きり板や火きりぎねを作ることができます。

火起こしの方法②:竹

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(画像=Photo byPexels、『暮らし〜の』より引用)

竹で火起こしを行う方法を紹介します。まず、竹を薪を割るように二つに割り、片方の竹に穴と溝を作ります。なぜ穴と溝を作るのかというと、穴は火を通すために開けていて、溝はもう片方の竹をこすり合わせる時に必要になるからです。

そして、もう片方の竹の端を削り尖らせたら、穴と溝の空いている方の竹の中に麻の紐をほぐして入れて、尖らせた竹の方で左右にこすり着火させます。着火の際は煙が出てくるので、煙がよく出るようになったら作業をやめて大丈夫です。

竹で火起こし:補足

木で火起こしをする際も同じですが、作業を行う際は、軍手や手袋をつけることをおすすめします。木も竹もこする作業は、手を使うので素手のまま作業を行うと手を痛めてしまいます。手を痛めないためにも軍手や手袋はつけるようにしてください。

火起こしの方法③:石

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(画像=Photo byFree-Photos、『暮らし〜の』より引用)

石で火起こしを行う方法を紹介します。まず、火打石を用意します。そして、麻など火種を移したいものを用意して、火打石を叩いて火花を飛ばして火を起こします。火打石を使う時は、ただ叩くだけでなく、叩いたと同時に強くこすりつけることがポイントになります。

火打石で中々火を起こすことができないという人は、是非ポイントを意識してやってみることをおすすめします。そして、火花が上手く麻などに着火すれば火起こしは成功です。

石で火起こし:補足

石で火起こしをする時は、手元に気をつけてください。強く叩く作業なので、手元をしっかり見ていないと怪我をしてしまいます。また、火種となる火花も散るので、作業を行う時は、集中して作業に取り組んでください。

火起こしの方法④:ナイフ

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(画像=『暮らし〜の』より引用)

ナイフで火起こしを行う方法を紹介します。ナイフを使って火を起こす際は、枝などを用意して、板状に削っていくのがポイントです。なぜ、ナイフで板状に削るのかというと、火を起こす際に安定した状態で作業を行うことができるからです。

また、ナイフで板状にしたら中心にくぼみを作ります。ナイフでくぼみを作ることで枝と枝を摩擦させる際に楽に火種を作れます。ここまでできれば、あとは摩擦で火種を作るだけです。煙が出て火種ができたら麻に移します。

ナイフで火起こし:補足

ナイフはあくまで火起こしを行う道具を作るためのものですが、ナイフがあることによって、火種を作り火を起こすことができるので、火を起こす手段として持っていた方がいいです。