ドイツの首都であるベルリンには12の地区があります。いずれの地区も特色があり、同じ街とは思えないほど違いがあります。そのため、それぞれの地区が持つ特色をあらかじめ知っていると、ベルリンでの旅行をより楽しむことができるでしょう。そこで今回はベルリンの12地区のうちでも、特に観光を楽しめる5つの地区と、その見所について簡単に紹介したいと思います。
目次
1. ミッテ地区
2. シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区
1. ミッテ地区


ドイツ語でミッテは「中心」という意味で、文字通りベルリンの中心にある地区です。ベルリンが東西に分かれていた時代にはミッテ地区は東ベルリン側にありました。こうした歴史的な事情のためベルリンには東側と西側に人が集まるエリアが生まれ、現在ではミッテ地区は街の東エリアの中心部となっています。
ミッテ地区には多くの文化施設があります。例えば、世界遺産にも指定されている美術館や博物館が集まる博物館島。それに隣接するベルリン大聖堂。他にも多くのギャラリーなどがあるため、文化を楽しむには最適な場所です。もしベルリンで美術や歴史といったカルチャーを楽しむのであれば、ぜひミッテ地区を訪れてみましょう。
2. シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区


シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区は近年2つの区が合併して生まれたベルリンの西側にある地区です。その中にあるエリア、シャルロッテンブルクは、かつて西ベルリンの中心として栄えていました。
そんなシャルロッテンブルクには、カイザー・ヴィルヘルム記念教会やベルリン動物園があり、観光にぴったりの場所です。また目抜き通りクーアフュルステンダム(通称クーダム)には多くのショップやブティックが集まり、華やかな通りを形成しています。そのため観光だけでなくお土産探しやショッピングも楽しむことができるでしょう。