3. ホッフアイゼンジードルング

ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)
ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ベルリンには世界遺産に登録されている建物があります。それは「ベルリンのモダニズム集合住宅群」と呼ばれるもの。その中でも特に際立つ特徴を持っているのがホッフアイゼンジードルングです。こちらの建物はベルリン市の人口が急増した1920年代に建てられた集合住宅。建物に付けられた名前の通り、池を囲むように、馬の蹄の形に配置されて建てられています。当時の集合住宅としては非常に画期的で各戸に庭やベランダがあり、敷地の中心に池と緑があるなど、多くの人が家を持つだけでなく、質の高い暮らしが送れることも特徴となっています。

Hufeisensiedlung / ホッフアイゼンジードルング
Lowise-Reuter-Ring 1, 12359 Berlin

4. テンペルホフ空港

ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)
ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)

街の中心部にある空港跡地もベルリンの近代建築の見所の一つです。空港は20世紀初頭に開港しており、ヒトラーの命令によって1930年代に巨大ターミナルビルが建設されました。その建物は非常に巨大で、その長さは1.2キロメートルにも及びます。そんな建物は世界で最も長い建物の一つとしても知られています。空港は街の中心部の住宅街に位置していることから2008年にその役割を終えました。ですが現在はイベントやガイドツアーなどでターミナルビルを訪問できるようになっています。

Tempelhof Airport / テンペルホフ空港
Platz der Luftbrücke 5, 12101 Berlin

5. ミース・ファン・デル・ローエ・ハウス

ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)
ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)

多くの巨大な建物を紹介してきましたが、最後に紹介したいのは、ミース・ファン・デル・ローエの建てた小規模な個人住宅。それはベルリンの東部にある湖のほとりに建てられた建物ミース・ファン・デル・ローエ・ハウスです。建物が建てられたのはナチスが台頭する前の1930年代初頭。外壁にはレンガが使用されていますが、大きなガラス戸や窓、そしてシンプルな建物の外観がモダンな印象を与えてくれます。ベルリンのミース・ファン・デル・ローエの建物と言えば、ノイエ・ナショナルギャラリーばかりが注目を集めますが、こちらの建物も見逃せません。現在は美術館として公開されているので、ぜひ訪れてみてください。

Mies van der Rohe Haus / ミース・ファン・デル・ローエ・ハウス
Oberseestraße 60, 13053 Berlin

文・写真・K.Hayashi/提供元・たびこふれ

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