ドイツの首都ベルリンには多くの文化遺産があります。観光旅行で訪れる場合には、美術館や歴史的な史跡などを訪れる人が多いでしょう。ですが、忘れてはいけない素晴らしいものがあります。それは近現代の建築物です。ベルリンには世界遺産に登録されている建物があるなど、多くの素晴らしい建物が建てられています。そこで今回はぜひ訪れてほしい、お勧めの近代の建築物を紹介したいと思います。

1. ユニテ・ダビタシオン

ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)
ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)

近代建築の3巨匠と言われているのが、ミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジエの3人です。そのうちの1人であるコルビジェがベルリンに建てたのが、集合住宅のユニテ・ダビタシオン。同じ集合住宅はフランスでも建てられおり、それは「ル・コルビュジエの建築作品 近代建築運動への顕著な貢献」として世界遺産に登録されています。ここベルリンにあるものは1957年に建てられたもので、今もなお多くの住人が住んでいます。外観は巨大な集合住宅ですが、建物は一つの街として機能するように考えられており、非常に斬新なアイデアを形にしたものとなっています。

Unité d'Habitation / ユニテ・ダビタシオン
Flatowallee 16, 14055 Berlin

2. ノイエ・ナショナルギャラリー

ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)
ドイツ在住ライターおすすめ!ベルリンでぜひ訪れてほしい近代建築5選!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ベルリンの顔とも言える建築の一つは、ミース・ファン・デル・ローエによって建てられたノイエ・ナショナルギャラリーでしょう。1967年に建てられた巨大な建物は、シンプルなフォルムでガラスによって覆われており、軽やかな印象を与えます。建物は美術館として使用されており、地下にも展示室を構えて、多数の美術作品を展示していました。ただし残念なことに建物は2015年より補修工事に入り、2019年に工事を終える予定となっています。現在は訪れることはできませんが、ぜひ補修工事後に訪れてほしい建物です。

Neue Nationalgalerie / ノイエ・ナショナルギャラリー
Potsdamer Straße 50, 10785 Berlin