マイセンという言葉を聞いたことがあるでしょうか?多くの人は磁器のブランド名を思い浮かべるかもしれません。じつはマイセンは町の名前でもあり、ここでマイセンの名前で知られる磁器が生産されているのです。このようなマイセンの町は今でも古い町並みを残しており、中世の時代にいるような雰囲気を楽しむことができるで場所となっています。

今回は磁器や素晴らしい町並みを楽しむことができるマイセンについて紹介したいと思います。

目次
ドイツ北東部に位置する小都市マイセン
町のシンボル、アルブレヒト城

ドイツ北東部に位置する小都市マイセン

マイセンが位置するのはドイツの北東部。一番近くにある大都市は25キロほど離れたドレスデンで、普通電車では30分程度で訪れることができます。そのためマイセンを観光で訪れるのであれば、ドレスデン観光と合わせるのが良いでしょう。町そのものは大きくなく1日あれば重要な場所はほとんど見ることができ、ドレスデンからの日帰り旅行も十分に可能です。

またドレスデン以外にも周辺に大都市があり、ベルリンからは高速鉄道で3時間、ライプツィヒからは普通電車で2時間ほどで訪れることができます。そのため、これらの都市と合わせて訪れると、ドイツ北東部の主要都市の観光旅行を楽しめるかもしれません。

【ドイツ】美しい町並みが魅力の磁器の町マイセン
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ドイツ】美しい町並みが魅力の磁器の町マイセン
(画像=『たびこふれ』より引用)

町のシンボル、アルブレヒト城

マイセンの町のシンボルとなるのは、エルベ川近くに建つアルブレヒト城です。城は小高い丘にあり、またその横をエルベ川が流れていることから、攻め落としにくい要塞と考えられていました。このような理由から、18世紀当時門外不出であった磁器制作の技術を流出させないように、ここで磁器が生産されていたのです。そんなお城は今や世界的に知られるマイセンの器の誕生の地と呼べるかもしれません。

今では磁器や町の歴史を紹介する博物館となっており、歴史について知ることができます。それだけでなくお城からは素晴らしい眺望を楽しむことができます。眼下に広がるのは昔の町並みを残す城下町や、脇を流れるエルベ川の美しい風景。このようなアルブレヒト城は、マイセンでは見逃すことができない重要な場所です。

Albrechtsburg Meissen/アルブレヒト城

  • 住所:Domplatz 1, 01662 Meißen
  • 開館時間:10〜17時(11月〜2月)/10〜18時(3月〜10月)
  • 入場料:8ユーロ
【ドイツ】美しい町並みが魅力の磁器の町マイセン
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ドイツ】美しい町並みが魅力の磁器の町マイセン
(画像=『たびこふれ』より引用)