ドイツ北東部にはザクセン・スイスと呼ばれるエリアがあります。それはエルベ川沿いに広がる渓谷と丘陵地域のことです。

自然に形作られたとは思えないような様々な形の岩が露出しており、風光明媚な風景が広がっています。このようなザクセン・スイスは、日本ではあまり紹介されていませんが、ドイツでは昔から観光名所として知られており、今では世界中から多くのツーリストが訪れる場所として知られています。

今回はこのような魅力的な場所であるザクセン・スイスを紹介したいと思います。

目次
ザクセン・スイスを訪れる際のおすすめのプラン
雄大なエルベ川の眺めを楽しむバスタイ橋

ザクセン・スイスを訪れる際のおすすめのプラン

【ドイツ】圧倒的な風景が広がるザクセン・スイスを楽しもう!
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ドイツ】圧倒的な風景が広がるザクセン・スイスを楽しもう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ザクセン・スイスは、ドイツ北東部にある都市のドレスデンから電車で40分ほどで訪れることができます。そのためドレスデンから日帰りで簡単に訪れることができるでしょう。またチェコ国境近くにあるため、ドレスデンからザクセン・スイスへと向かい、チェコへと訪れる旅行プランも考えることができるかもしれません。

ザクセン・スイスには見所となる場所が点在しています。これから紹介するバスタイ橋やケーニッヒシュタイン要塞の間の距離はおよそ10キロほど。公共の交通機関を使えば、およそ1時間ほどで移動することができます。もしザクセン・スイスを訪れるのであれば、バスタイ橋やケーニッヒシュタイン要塞を巡る1日プランをおすすめします。

雄大なエルベ川の眺めを楽しむバスタイ橋

【ドイツ】圧倒的な風景が広がるザクセン・スイスを楽しもう!
(画像=『たびこふれ』より引用)
【ドイツ】圧倒的な風景が広がるザクセン・スイスを楽しもう!
(画像=『たびこふれ』より引用)

ザクセン・スイスの一番の見所はバスタイ橋でしょう。それは、高さ200メートルほどの小さな山の上に露出する岩を繋ぐ橋のことです。昔から多くの旅行者が訪れていた場所であるため、橋の歴史は古く、現在の橋は19世紀半ばに架けられたものです。

岩は切り立つ崖のようになっており、視界を遮るものはありません。そのため雄大なエルベ川の眺めを存分に楽しむことができるでしょう。また橋の近くには展望台が設けられており、エルベ川を背景にしたバスタイ橋を望むこともできます。辿り着くには整備された山道を歩くことになりますが、奇岩が露出した印象的な風景を楽しめ、バスタイ橋やそれを眺める展望台以外にも多くの展望スポットがあるため、飽きずに山道を楽しんで登ることができるでしょう。ザクセン・スイスを訪れるのであれば、ぜひ訪れてほしい場所です。

バスタイ橋 / Basteibrücke

  • アドレス:Basteiweg, 01824 Lohmen