消火器のチェックポイント

消火器を常に置いている家庭では、どのようなところをチェックすれば良いのでしょうか。
ここからは消火器をチェックする際に見ておきたいポイントをご紹介します。
容器の外見の確認
消火器は長年放置している人も多いため、まずは腐食やサビや変形の他、損傷や薬剤漏れなどがないかを確認しましょう。
明らかに古くなっている消火器は交換時期だと言えます。
パーツの破損の有無
次に安全ピンやホース、レバーが壊れていないかどうかを確認してみてください。
パーツに破損がある場合は、正常に効果を発揮してくれないこともあります。
また、中に入っている消火剤が、思わぬところから吹き出す可能性もあるので注意してください。
新しそうに見えても壊れていると使えないので、損傷がないかよく確認しておく必要があります。
使用期限が切れていないか
消火器にも使用期限があるのを知っているでしょうか。
それが切れていると、正常の機能を発揮できないこともあります。
国内製造の消化器ならリサイクル処分可能な事も多いので、古くなった消火器は回収してもらってください。
業者によっては引き取りを依頼したり、直接持ち込みをすることもできます。
郵送会社に回収を依頼することも可能だったりすることもあるようです。
使用期限が切れていたらリサイクルへ
耐用年数が過ぎたり、古くなったりした消火器はリサイクルに出すようにしましょう。
特定窓口や指定引取場所でリサイクルしてくれるので、使用に耐えられないものはすぐにリサイクルに出すのが安全です。
消火器の使い方

備えあれば憂いなしと、消火器さえあれば大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、いざ火災現場に遭遇すると冷静に行動することが難しくなります。
そのため、いざという時のために消火器の使い方も確認しておきましょう。
その使い方は難しいことはなく、多くは3つのステップとなります。
①安全栓を外す
②ホースやノズルを火元に向ける
③レバーを握るもしくはボタンを押す
離れすぎると薬剤が尽きる可能性があるため、目安は7m~8mほど離れて使うと良いです。 ホースの先端を持ち、放射の圧力に負けないようしっかり手と腕を固定して使ってください。
基本的には風上から使うようにし、消火剤が自分の方に向かってこないようにしましょう。