6位:FC東京
開幕戦で浦和レッズに2-0で勝利したFC東京。特に守備時には全員がサボらず、浦和の攻撃をシャットアウトし続けた。MF小泉慶の加入で中盤の安定感は増しており、6位となった昨シーズンよりも順位を上げそうだ。不安材料は前線の主力に怪我人が出た時。個の突破力が1つの形であり、これを欠くと迫力を失う可能性はある。MF松木玖生の気迫こもったプレーも健在で、ついに上位争いに加わる可能性も秘めている。
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5位:名古屋グランパス
開幕戦では横浜FCに1-0で勝利した名古屋グランパス。開始早々に新加入のFWキャスパー・ユンカーが先制点を奪い、その後もオフサイドとはなったもののネットを揺らし、早速結果を残した。稼働率に不安はあるものの、出場さえすれば結果を残す可能性は高く、得点力に欠けた昨シーズンよりも順位を上げる可能性は十分。
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4位:サンフレッチェ広島
北海道コンサドーレ札幌との開幕戦は0-0で終わったものの、主導権を握り続けたサンフレッチェ広島。ボランチのMF野津田岳人とMF松本泰志も攻撃に積極的に絡み、MF川村拓夢の成長も著しい。大卒ルーキーのDF中野就斗も開幕スタメンを飾った。やや決め手に欠けるのは課題だが、3位となった昨シーズンと同様に上位陣の一角になる可能性が高いだろう。
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3位:セレッソ大阪
開幕戦で、アルビレックス新潟と2-2で引き分けたセレッソ大阪。勝ち点3獲得はならなかったが、2023シーズンバージョンを十分に発揮した。特に新加入でサイドに張るMFジョルディ・クルークスと、内側のレーンを使うDF毎熊晟矢が形成する右サイドは脅威。実際に先制点も、クルークスのクロスから生まれた。FWレオ・セアラはまだやや身体が重い感じがあったが、本調子ならば得点を重ねられる実力の持ち主。GKキム・ジンヒョンが復帰すれば、守備の安定感とビルドアップの精度も向上するはずだ。
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2位:川崎フロンターレ
開幕戦の横浜F・マリノスとの頂上決戦では、1-2で敗れた川崎フロンターレ。前半早々の失点が痛かったが、優勝チーム相手にもボールを保持し、なかでも後半は主導権を握った。FWマルシーニョの突破力はもちろん、スタメン出場したFW宮代大聖やMF遠野大弥も得点のにおいを感じさせた。今後もほとんどの試合で主導権を握る可能性が高く、おそらく優勝争いに絡むだろう。
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