15位:北海道コンサドーレ札幌
昨シーズンは10位で、ここまで数シーズンは守備に課題を抱えていた北海道コンサドーレ札幌。今季は、課題がやや変わりそうだ。開幕戦のサンフレッチェ広島戦ではボールを握られ、懸命な守備にGK菅野孝憲の圧倒的なパフォーマンスもあって勝ち点1を手にした(0-0)。最前線で待つFWキム・ゴンヒが孤立してしまったことで、押し込まれ続ける展開に。数少ないチャンスはMF金子拓郎の突破力やMF菅大輝の飛び出しから生まれており、失点を防ぎつつ彼らの特徴を活かすシーズンとなるかもしれない。
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14位:アビスパ福岡
昨シーズン14位のアビスパ福岡は、今季も簡単なシーズンとはならなそうだ。ヴィッセル神戸との開幕戦は、進化を見せた前半と昨季の悪い時期のような後半に分かれ、最終的に後半25分に失点して0-1で敗れた。前半、新加入のMF紺野和也が何度もチャンスを作りある程度ボールを持ちながら攻撃を構築していたが、これを90分間続けられるか。昨季10得点を挙げたFW山岸祐也が昨年同様のパフォーマンスを見せられれば、攻撃の起点は増加する。
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13位:浦和レッズ
FC東京との開幕戦に0-2で敗れた浦和レッズ。マチェイ・スコルジャ新監督の志向するサッカーへ変換している最中で、完成度としては高いとはいえなかった。FC東京の球際の激しさに苦しみ、数少ないチャンスはMF大久保智明の突破力から生まれたものが多い。対戦相手によってはおそらくボールを握れ、どのようなパスワークで崩すのか、どこでボールを奪うのかが明確になれば成績が向上するはずだ。
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12位:アルビレックス新潟
6年ぶりのJ1復帰となったアルビレックス新潟は、セレッソ大阪との開幕戦で勝ち点1を得ることに成功した(2-2)。抜群の技術で攻撃の起点となるMF伊藤涼太郎を軸に、シュート技術の高いFW谷口海斗、突破力のある両サイドハーフが絡む速攻は迫力抜群。個々としても、ブレイクの予感が漂う。遅攻には改善の余地があるが、自分たちの明確な武器を持つため、残留を達成すると予想した。
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