マイナンバーカードを新規で取得すると最大2万円分のポイントが還元される「マイナポイント」。せっかく申請したマイナポイントをお得に活用したいなら、どのような決済サービスとひも付けるのがいいのか。そこで、「コード」「電子マネー」「クレジット」の3種類の決済方法に分けて解説していく。
そもそもマイナポイントとは?
マイナポイントとは、個人個人が保有しているマイナンバーカードを「特定の決済方法とひも付けることで、そのポイントが付与されるキャンペーン」の事業名称である。実はTポイントやdポイントなどのように「マイナポイント」というポイントが存在するわけではないため、注意したい。
マイナンバーカード申請後に、自身のひも付けた決済方法が何であるのかによって、付与されるポイントの名称が変わる。PayPayと紐づけた際は「PayPayボーナス」であり、Suicaにひも付けて付与されるのは「JREポイント」である。
【決済別】マイナポイントとひも付けたいサービス
マイナンバーカードを何とひも付けて、ポイントを獲得するのかによって還元率やキャンペーンの内容は変わる。マイナポイントとひも付けたいサービスを紹介していこう。
コード決済
コード決済ができるサービスとして、利用率が最も高いのは「PayPay」。ポイントを利用できるお店も多く、全国で活用できるといったメリットがある。
「楽天ペイ」は最大1.5%還元と、高還元率であることが魅力だ。また楽天市場以外でもポイントを使用できるため便利である。
「au PAY」もまたマイナポイントとひも付けて使いたいサービスの一つ。auユーザー以外でも利用できるため、検討してみてはいかがだろうか。
電子マネー決済
電子マネー決済でポイントを獲得するなら、「Suica 」がおすすめ。Suciaにひも付けると、JREポイントがもらえる。独自の上乗せキャンペーンが実施されることもあり、頻繁に電車移動をするならば適している。JREポイントをSuicaへチャージできるため、もちろん普段の電車賃だけでなく、定期券や新幹線のチケットを購入する際にも使える。
他には、「WAON」もマイナポイントとひも付けるサービスとしてよく知られている。イオンはもちろん、全国のコンビニや薬局、飲食店など活用できる幅が広いことも魅力。
クレジット決済
クレジット決済を頻繁に利用する場合は、クレジットカードとマイナポイントをひも付けるのもお得。「JCB CARD W」は還元率が0.5~5.5%と高水準であることや、年会費が永年無料のため人気である。
また、楽天ユーザーであれば「楽天カード」もおすすめ。こちらも年会費が永年無料である。各種特典が充実しているため、まだ持っていない場合は、これを機に入会検討してみ流のも良い。