体?身体?どっち?

「お体に気を付けて」の正しい使い方や他の言い方は?実は誤用しやすい注意したい表現だった!
(画像=『FUNDO』より 引用)

「おからだに気を付けて」の「からだ」には、「体」と「身体」という2種類の漢字表記がありますよね。
これはどちらが正しいのでしょうか?

基本的には体でOK

基本的な意味としては、相手の体調を気遣う言葉なので「体」でOK
ですが、「身体」を選ぶと相手の体だけでなく心身共に気遣う意味合いになるのでより丁寧な言い回しになります。

意味が同じような表現

「お体に気を付けて」の正しい使い方や他の言い方は?実は誤用しやすい注意したい表現だった!
(画像=『FUNDO』より 引用)

「お体に気を付けて」と同様の、相手の心身を気遣う言葉にはさまざまなものがあります。

ご自愛ください

「ご自愛ください」は、「自分の体を大事にしてください」といった意味の言葉。
「体調を崩さないように気をつけてください」といったニュアンスになるので、体調を崩している人やケガをしている人には使えない言い回しです。

また、よくある誤用として「お身体ご自愛ください」という言い方がありますが、重複表現になってしまうので気をつけましょう。

お大事になさってください

「お大事になさってください」は、相手が体調を崩していたり怪我をしていたりする場合でも使える言い回しです。 「お大事にしてください」だと敬語とはいえ比較的近しい関係の人に使う言い回しなので、目上の人などには使わないようにしましょう。

他にも表現はたくさん

この他にも「お体をお労りください」「お体をお厭いください」といった言葉もあります。 この場合いずれも「お体」に付随する言葉で、体調を気遣うよう相手に促す優しい言葉です。