「臭」と「匂」の漢字の成り立ち

【におい】「臭い」と「匂い」の違いは何?どうやって使い分けをするの?
(画像=『FUNDO』より 引用)

最後に「臭」と「匂」、それぞれの漢字自体の成り立ちについても見ていきましょう。

「臭」の漢字の成り立ち

「臭」は鼻の象形と犬の象形の組み合わせによる漢字です。
「臭」は、においを嗅ぐ動作自体に対して用いられていましたが、その漢字表記は「嗅」に取って代わられました。

「匂」の漢字の成り立ち

「匂」という漢字は、日本で独自に生まれた文字であり、中国には存在しない文字です。
その原型は「匀」という漢字とされます。

「匕」に変化したのは、「にほひ」の「ひ」を中に入れ込んだからだともされています。

「匀」は均等や平均を指す語句として用いられますが、調律された整った音という意味もあったとされます。
そこににおいという要素を組み込んだことで、いい香りを意味する漢字となったのだとか。

まとめ

「におい」は、には2つの漢字表記があります。
不快さを抱かせるものなら「臭い」、好ましいものなら「匂い」となります。
ポジティブさのある「匂い」の類義語は、「香り」となります。
「臭い」には読み方を変えた「くさい」が類義語となります。

感覚的な要素が大きい表現なため、どちらの表記を用いるべきか迷った場合は平仮名で「におい」と表記するのが無難なようです。

提供元・FUNDO

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