サンパウロを訪れて、ショッピングモールや商店街でショッピングをするのも楽しいですが、人混みにもまれての買い物は、疲れもともなってしまいます。たまにはのんびり、誰にも気兼ねすることなく、商品を物色しながら買い物してみたいですよね。そういう人には、サンパウロの郊外、エンブ―・ダス・アルチスがお勧めです。

目次
エンブ―・ダス・アルチスの町紹介
サンパウロ市内からの行き方

エンブ―・ダス・アルチスの町紹介

【ブラジル】サンパウロの郊外エンブー・ダス・アルチスで週末のんびりショッピング
(画像=『たびこふれ』より引用)

エンブ―・ダス・アルチスという町は、サンパウロ市から30kmほど離れたところにある小さな町で、芸術の町という異名を持っています。その名の通り、芸術家が多く住んでいて、その移住は1930年代から始まり、60・70年代にピークを迎えたそうです。今は、以前のような大移動はないようですが、それでも60年代ころから移って来たヒッピーたちが始めたヒッピー市が今でも続いており、週末はいつも市でにぎわい、各地からの買い物客で一杯になります。
また、市の他に、都市ではあまりみかけないようなどっしりとした重厚感のある家具やカントリー風のインテリア雑貨の店が揃っており、ブラジルのコロニアル調のインテリアの世界を知ることができます。

サンパウロ市内からの行き方

【ブラジル】サンパウロの郊外エンブー・ダス・アルチスで週末のんびりショッピング
(画像=『たびこふれ』より引用)

サンパウロ市からの行き方はいくつかあるそうですが、私は、地下鉄4号線のモルンビ駅横にあるバスターミナル発のバスで行きました。

33番のバスで、約40分ぐらいかかります。

ブラジルは日本のように各バス停に名前がありませんので、乗車時に、バスの運転手さんに、「エンブ―の市に行きたいんだけど、着いたら教えてください」と一言お願いし、30分ぐらい過ぎた時点で、もう一度運転手さんに「もうすぐですか?」と念を押すように聞くこと。

場合によっては周囲の乗客に聞くのもいいでしょう。

ちなみに下車する通りの名前は、ジャンジラ・ソドレ通り(Rua Jandira Sodre)。バス代は5.45レアル(2020年1月時点)です。

【ブラジル】サンパウロの郊外エンブー・ダス・アルチスで週末のんびりショッピング
(画像=『たびこふれ』より引用)

バスを下車して、すぐに信号を渡り、ちょっとした坂を上がれば、もうすぐそこが広場(Largo 21 de Abril)で、市が開かれています。