目次
VLOOKUP関数をマーケティング活動に活かすには
まとめ
VLOOKUP関数をマーケティング活動に活かすには
マーケティングにおけるVLOOKUP関数の使い方として、以下の3つの例を紹介します。
● 膨大な手入力を業務効率化する
● SEOで対策したキーワードの管理を簡単にする
● リピート率の高い商品だけを抽出する
VLOOKUP関数を用いて、マーケティング業務の効率化を図りましょう。
膨大な手入力を業務効率化する
VLOOKUP関数を用いれば、膨大なデータを1つずつ手で入力する必要がなくなります。
たとえば、複数の表を1つに集約したいため、新しい表へすべてのデータを入力し直さなければならなかったとしましょう。データが少なければ手入力でもさほど手間にはなりませんが、多くのデータを1つずつ入力するとなると、途方もない作業量になってしまいます。また、目視で作業をすると、データの見間違いによるミスも起きやすくなるかもしれません。
そこで、VLOOKUP関数を用いて検索値に対応するデータを自動で抽出すれば、ミスの発生も防ぐことができますし、時間をかけることなく効率的に表を結合できるでしょう。
SEOで対策したキーワードの管理を簡単にする
VLOOKUP関数を使えば、SEOで対策したキーワードを簡単に管理することも可能です。
メディアやサイトによっては、大量のSEO対策用のキーワードを管理しなければならない場合があります。たとえば、対策済みのキーワードを抽出する場合、1キーワードずつ目で確認してキーワードを取り出すと、膨大な時間がかかってしまいます。
たとえばExcelやGoogleスプレッドシートで、キーワードとともに対策済みコンテンツのURLを管理している場合は、VLOOKUP関数の検索値としてURLを設定したとします。すると、対策済みのキーワードや対策完了日が簡単に抽出できますので、効率良く対策情報をまとめられるのです。
リピート率の高い商品だけ抽出する
商品データの中からリピート率の高い人気商品を抽出する場合にも、VLOOKUP関数が使えます。
リピート率の高い商品を把握することは、今後の売上拡大や安定には欠かせません。しかし、膨大なデータの中から目視でリピート率が高い商品を探すのは、大変な労力を要します。
ここでもVLOOKUP関数を用いれば、商品のABC分析が可能です。ABC分析とは、すべての商品をABCのいずれかにランク分けして分析する方法のことをいいます。「リピート率〇%〜〇%はA」というように、リピート率の高低によってランク分けをすれば、必然的にリピート率の高い人気商品が割り出せるのです。
VLOOKUP関数を用いてABC分析を行うことで、リピート率の高い商品が一目で把握でき、効果的なマーケティングにつなげられます。
まとめ
VLOOKUP関数は、データを縦方向に検索し、特定の値を抽出するための関数です。ビジネスの場において、業務を効率化するためにはVLOOKUP関数の活用が欠かせません。
本記事で解説した作成方法や活用例を参考に、VLOOKUP関数を上手に使いこなし、マーケティング活動に役立てましょう。
提供元・MarkeTRUNK
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