南ドイツに伝わるポテトサラダは、お酢を使っており、さっぱりとしています。材料はいたってシンプルですが、ドイツの家庭には代々伝わるレシピがあり、バリエーションはさまざま。大きく分けると2通りあり、ブイヨンを使ったものと、クリームやマヨネーズを使ったものです。
今回は、「マヨネーズを使わないさっぱりとした南ドイツ風ポテトサラダ」の作り方をご紹介いたします。
このお料理に関するエピソード
今回ご紹介するお料理は、おふくろの味というよりおばあちゃん(オマ)の味で、各家庭で代々受け継がれているレシピがあり、材料や作り方は出身地だけではなく家によって異なります。
ポテトサラダを食べるとき「これはおいしいけれど、うちのおばあちゃんのレシピが一番!」などという会話が始まり、材料や作り方を比べることもあります。レストランによっては、肉料理のサイドとして、炒めたポテト、マッシュポテト、フライドポテトの他にポテトサラダを選べるところもあります。
・料理を作った人:イリス(Iris)さん
・プロフィール:南ドイツ出身、料理が得意なデザイナー。新しいレシピを見つけると、友達を招いて料理を振る舞う。BBQパーティーに特性ポテトサラダを持っていくと、とても喜ばれるそう。
・日本での実現可能度:★★★★★
材料(2人分)
<材料一覧>
ジャガイモ ... 500g
玉ねぎ ... 半分
キャノーラ油 ... 大さじ2
白ワインビネガー ... 大さじ2
スープストックの素 ... (鶏ガラスープの素などでもOK) 大さじ2
スープストックの素を解く水 ... 500ml
刻み青ネギ ... 少々
塩コショウ ... 少々
■ポイント
崩れにくい種類のジャガイモの品種を選ぶこと。スープストックの素がなければ、鶏ガラスープの素などでもOK。