旅行や出張などで必要となる交通費。電車代やホテル代など色々とコストがかかって大変ではありますが、もっと大変なのがそれらチケットをおさえなければならないという手間。そんなときには各社のツアーを利用するという方も多くいます。

その中で紹介したいのが、JR東海ツアーズおよび提携旅行会社が販売している「ずらし旅」。往復新幹線とホテル代がセットになったお得なプランです。近日遠出する予定があるので、折角だから使ってみました。今回はどんな価格になったのかのレポートです。

◼ ずらし旅とは

そもそも「ずらし旅」とは一体何なのでしょうか。JR東海によると「ずらし旅」とは……

旅する時間や場所、旅先での移動手段、行動をずらす「ずらし旅」をお楽しみいただくために、限定した列車で特別な割引を適用した、JR東海沿線・観光地で利用できる「選べる体験」が付いた旅行商品です。

とのことで、JR東海ツアーズおよび提携旅行会社が販売している、国内旅行プラン商品です。

JR東海の「ずらし旅」ってどんな感じ!? 使う機会があったので体験レポ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

旅行エリアは東海道新幹線の沿線とほぼ重なる「関西~首都圏」とされており、往復新幹線(指定席)とホテル代がセットになっています。また日帰りにも対応しており、その場合ホテル代は加算されません。

さらに、提携する観光施設などで使える「ずらし旅 選べる体験クーポン」(電子クーポン)が配布されるという特典もついております。

期間は、2022年4月1日~2023年3月31日まで。

JR東海の「ずらし旅」ってどんな感じ!? 使う機会があったので体験レポ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

今回は、JR東海ツアーズの販売する「ずらし旅」を使って、筆者在住「浜松市」から「東京」の旅行を計画してみました。

◼ JR東海ツアーズの「ずらし旅」を予約してみた

まずはJR東海ツアーズ「ずらし旅」の特設サイトから、出発地・目的地から自分の好みに合った最適なプランを選びます。どのホテルにしようかな……。

その中から今回用事がある場所に近い「変なホテル浜松町」の「セミダブルルーム」を「大人1人」で選択。そもそも変なホテルって何なのでしょうか……そちらのほうが気になる。

JR東海の「ずらし旅」ってどんな感じ!? 使う機会があったので体験レポ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

つづいて、新幹線のチケットをとります。指定席となるので、行きの時間・帰りの時間の第1~第3候補を選びます。基本は「こだま」号と「ひかり」号の普通車指定席。グリーン車を利用したい場合は差額がプラスされます。指定席なんて殆ど使ったことがない……。

JR東海の「ずらし旅」ってどんな感じ!? 使う機会があったので体験レポ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

最後に確認画面が出ます。この時点では予約は完了しておらず、その後代理店がチケットをおさえるという流れです。したがって駅で購入するときと違い、号車番号や席などの細かいリクエストはできません。

JR東海の「ずらし旅」ってどんな感じ!? 使う機会があったので体験レポ
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

チケットがおさえられたら、メールが来るので指示に従って入金をします。

これであとはチケットの到着を待つだけです。その場で予約が完了するパターンとはちょっと違い、予約完了まで若干時間がかかりますね。今回の場合は申し込み・入金が2月1日、チケット到着が2月14日でした。

<結果>

▼ホテル代+乗車券+特急券(指定席)
合計:2万900円 
旅行代金の補助金額:0円(★全国旅行支援)
お支払予定金額:2万900円

▼合計
2万900円 
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残念ながら、執筆時には本プランにおける「全国旅行支援(対象期間は2月27日~3月16日の宿泊)」は、JR東海ツアーズの期間外だったので適応されませんでしたが、全国旅行支援なしでとりあえず純粋にこの価格となりました。(申し込んだJR東海ツアーズがたまたま販売停止期間中だったようです。残念)