昨今、エンタメとしての価値が見直されてきているラジオ。リスナーの幅は広く、若者はもちろん、より長年親しみ続けてきているのがシニア層だ。ラジオを聴くならラジオデッキが必須だった若かりし頃と比べて、聴取方法に変化はあるのか。文化放送が、ラジオのシニアリスナーを対象にアンケート調査を行った。

60代以上のシニアリスナー「radiko」を利用が約8割

ラジオアプリ「radiko」シニアの約8割が聴取、SNSやYouTubeより高い利用率!【文化放送調べ】
(画像=TwitterなどのSNS利用も意外に多いのは、radikoなどでスマホを使いこなしているから?(「株式会社文化放送」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

2022年12月8日から2023年1月7日まで、文化放送が全国のリスナーに向けてアンケート調査を行った。アンケートはシニアのスマホ利用に関する項目を含むものだ。

「あなたは普段、通話やメール、LINE以外でスマホをどのように使用していますか(複数選択可)」という設問で、60才以上のシニア層から得られた回答を見ると「ラジオを聴く」がもっとも多く79.2%にものぼった。50代の85.7%と比べればやや少ないものの、およその約8割がラジオを聴くツールとしてのスマホを利用しているという結果はシニアといえど、さすがラジオリスナーといったところ。ほかの使用方法としては、多かった順に「SNS閲覧(Twitter、Instagram、TikTokなど)」「動画を見る」「ニュースを見る」が続いた。