登山といえばリュックに登山靴、アドバイスによればレインウェアも必要だと言われます。 全部をそろえればウン万円になってしまい、思わず「ユニクロじゃだめ?」と思ってしまいますね。今回はユニクロどころかジーンズ登山から始めた筆者の道具編歴についてお話します。
目次
【登山歴5年】おとうさんの登山に関する知識レベル。
はじめての登山はジーンズにスニーカー
【登山歴5年】おとうさんの登山に関する知識レベル。
![「おとうさんのよも山ばなし」本当にユニクロでいいの?登山専門メーカーがある理由](https://cdn.moneytimes.jp/600/374/CjowmDojLHtyketoxLlalxUQoGCsKREA/9cc50fd2-74c0-4191-8f7a-cb877fb165fa.png)
おとうさん(僕)の登山歴は約5年。
ソロで自宅近郊の山を登っている。
まずはその知識について触れていく。
アウトドアは妻とお付き合いしているときに地元北海道を車で飛び石一週したのがはじまり。
宿泊はもっぱらキャンプだったので若干の知識がある程度だ。
おとうさんの登山レベルは初心者レベル
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僕の登山レベルは初心者。
登山歴5年だが一年のうち山に入るのは10回ほど(ほかにキャンプやサイクリングに行く)
しかも行先は自宅近辺の山に限定される。
仕事と持病と家族を抱えていては上出来だろう。
おまけに基本ソロなので、はじめて行く山は家族に対して緻密な登山計画を示さなければいけない。
家族の心配は痛いほどわかるし、ありがたい。それに対するせめてもの誠意だ。
持病のせいで長い時間一人で運転できない事情もある。
おとうさんの登山レベルは冬山はおろか、テント泊の経験もない、初心者と同じレベルなのだ。
登山道具に関する知識”も”初心者に毛の生えたレベル
![「おとうさんのよも山ばなし」本当にユニクロでいいの?登山専門メーカーがある理由](https://cdn.moneytimes.jp/600/374/AfxmzHhqkORsQrdpzEuewCMFxJIQMevX/6ea9eed6-d5eb-4cf8-a551-c6039735190a.jpeg)
では登山道具に関する知識はどうなのか?
それはお恥ずかしい話、初心者に毛の生えたレベル…
つまりみなさんより多少はあるかなといった感じだ。
ただ、Webライターをはじめるまで「ググる」という言葉を知らなかったくらいなので、実際に商品を買って試した実体験がある。
家の近くにアウトドアショップがないので、都会にでたら1時間も2時間もお店に入りびたり、目についた道具を食い入るように見つめ購入する。
年に一度のアウトドアショップで手に入れた道具は宝物で、まさに使い倒す。
道具を買うのが年に一度なのでなかなか道具がそろわない。
なので道具に関する知識は【深い】が一向に【広がらない】のだ。
よって僕の登山道具に関する知識も初心者とそう変らない。
はじめての登山はジーンズにスニーカー
![「おとうさんのよも山ばなし」本当にユニクロでいいの?登山専門メーカーがある理由](https://cdn.moneytimes.jp/600/374/lAehWvjaMVarPCvniWtNcWMcfwRErQqp/1fdd1b81-f70d-476d-bfe4-7492f805f641.png)
実質的なはじめての登山はもう20年くらい前になる。
当時勤めていた工場のじいさんに「おい!山行くぞ!」と無理やり連れていかれた。
若かった僕は「うぜぇなぁ」と思いながらジーンズとスニーカーで待ち合わせの登山口に立った。
というかそもそもその山は小学生のときに遠足で登った山。
そこまでキツイ山ではない。
しかし現れたのは全身「ぽい」格好のじじい。「なに張り切ってんだ?」と思ったものだ。
大人になった僕の目に写った景色…そして…
![「おとうさんのよも山ばなし」本当にユニクロでいいの?登山専門メーカーがある理由](https://cdn.moneytimes.jp/600/374/nJIvMzXafGhfszwjTGhFbyMTjRQpuhql/f2e373fa-e5d5-4498-8574-357f75c166f4.png)
あれ?こんなキツかったっけ?と思う僕を置いてずんずん進むじじい。
初心者を気遣う気持ちなどバチバチの職人にはない。
僕は太ももに引っかかるジーンズと滑るスニーカーにイライラしながら何とかついていく。
それでも普段すすけた工場で一日の大半を過ごす僕に、山の緑は新鮮だった。
やがて森林限界(北海道は緯度の関係で低山でもすぐに森林限界がくる)
信じられないくらい広がる緑に思わず「おお~~」と声が出る。
その景色を見た僕はみなさんと同様「また来たい」
そして「おい、その靴履けばもっと高い山登れるのか?」
そして僕の妻に対するプレゼンの日々が始まる。