「見どころ」比較
景色のトピックで触れましたが、リオは自然が見どころで、しかもキリスト像があるコルコバードの丘は世界遺産にも登録されているので、リオの方が、観光地としての見どころはたくさんあります。サンパウロは、リオに比べると、絶対外せない観光スポットはありませんが、南米一の大都会がどんなものなのかを知るのは面白いです。
【リオの見どころ一覧】
なんと言っても自然が織りなす景色が素晴らしい。
1. コルコバードの丘のキリスト像

世界遺産にもなっているコルコバードの丘の上に建つキリスト像。ここからの眺めは最高に美しい。丘へのアクセスは電車もしくは乗り合いバン
2. コパカバーナビーチ

リオは海岸沿いの町で、コパカバーナだけではなく、イパネマ、レブロン、バーハダチジュッカにもビーチがあります。海は格別きれいではありませんが、景色は素晴らしい!
3. ポン・ヂ・アスーカル
2つの巨大な奇岩が砂糖パンの形に似ているということからその名前が付きました。これらの岩の頂上からの景色も絶景。アクセスはケーブルカー。
【サンパウロの見どころ一覧】
自然の景色ではリオに勝てませんが、美術館・博物館など文化的なものならサンパウロがおすすめ。
1. サンパウロ美術館

いくつか良い美術館がありますが、なかでも行って欲しいのがサンパウロ美術館。ゴッホやモネ、ルノワールなどのヨーロッパ絵画も所有しています。企画展はブラジル近代アートから現代アート中心。
2. バットマン路地

ストリートアートはサンパウロの至る所で見ることができるのですが、バットマン路地は、路地すべてがストリートアートで彩られており、ちょっとした野外ギャラリーのよう。
3. 東洋人街

以前は日本人街と呼ばれていましたが、今は中国、韓国人たちもたくさんいるので東洋人街と呼ばれているリベルダージ地区。週末は特に、昭和と令和がミックスした商店街がブラジル人コスプレイヤーで一杯になる様子を見ると、なぜか日本人であることに誇りを感じます。
「治安」比較
ブラジルは、ご承知の通り、治安の悪い国です。なので、日本と比較するとサンパウロもリオも盗難・強盗に会う可能性はずっと高くなりますが、それでもどちらかというと、サンパウロの方がまだ治安は良いほうかもしれません。もちろん、これは観光客が行動しそうな場所に限定してのことです。