目次
■海外のホワイトデー|ある国とない国
【韓国】
【中国】
【台湾】
【イタリア】
■まとめ
■海外のホワイトデー|ある国とない国
海外でホワイトデーの文化が根付いていないもう一つの理由として、日本のバレンタインデーとの違いがある。海外のバレンタインデーでは、男性から女性に花束やプレゼントを渡すことが多いので、日本のような「女性にお返しをする」というイベントは適用されにくいのだ。
ただ、アジア圏の一部には日本からホワイトデーの習慣が伝わり、3月14日を「お返しをする日」として定めている国もある。それらの国を一つずつ見ていこう。
【韓国】
日本のホワイトデーとよく似ているのが韓国だ。韓国では日本と同じように、バレンタインデーには女性から男性にチョコレートを渡し、ホワイトデーには男性から女性にプレゼントを渡す。
ただし、日本よりも盛大なイベントとして定着しており、ホワイトデーのプレゼントには、大きなぬいぐるみやバスケット、花束などが贈られる。なお、韓国では恋人がいない人のために、「ブラックデー」というイベントが毎年4月14日に開催されている。
【中国】
中国にもホワイトデーと似たような文化が存在する。中国語でバレンタインデーは「情人節」、ホワイトデーは「情人白色節」と書く。
日本との違いは、バレンタインデーもホワイトデーも、男性から女性にプレゼントを贈るという点だ。日本の「お返し文化」とは少し違うが、3月14日を特別な日として扱う点は同じだ。
なお、男性が贈るプレゼントとしては、チョコレート、マシュマロ、キャンディなどが挙げられる。
【台湾】
台湾においては、日本のホワイトデーを真似して3月14日を特別な日としている。だが日本のようにプレゼントは贈らず、「デートをする日」という認識が主流だ。
そもそも台湾のバレンタインデーでは、男性から女性にプレゼントを贈るため、3月14日に男性がお返しをする風潮がない。そのため日付こそは同じだが、日本とは違った形でホワイトデーが行われる。
【イタリア】
イタリアには3月14日にお返しをするホワイトデーはないのだが、3月8日に「女性の日(ミモザの日)」として、男性から女性に感謝の気持ちを込めて黄色いミモザの花を贈る文化がある。
またバレンタインデーにも、男性から女性にバラの花束を贈るのが基本。イタリアでは男性から女性にアプローチすることが多いようだ。
■まとめ
今回は、日本と海外におけるホワイトデーの違いを解説した。日本のホワイトデーが少し特殊だということは理解できただろうか?
そもそもホワイトデーは、日本のお菓子メーカーが考案したイベントである。日本発祥のイベントなので、海外に行くとき・住むときはそのことを念頭に置いてイベントを楽しもう。
提供元・男の隠れ家デジタル
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