ユーラシア大陸だけじゃない!北米大陸にもいるマーモットの仲間
![げっ歯類の「マーモット」ってどんな動物?「モルモット」と名前がそっくりだけど違いは何?](https://cdn.moneytimes.jp/640/426/vbxSoqziKrVVmnipGkzeFiOrDGpljkvj/5ac4572e-388b-4c63-92fb-76a8820c0e0d.jpg)
マーモットの主な生息地はユーラシア大陸です。
しかし、その仲間は他の大陸にもいます。
その大陸こそが北米大陸となります。
この北米大陸、つまりアメリカやカナダなどにいるマーモットの仲間は「ウッドチャック」といいます。
北米に生息する「ウッドチャック」
ウッドチャックは北米大陸の平原や草原に生息している動物です。
ずんぐりむっくりした丸っこい体をしています。
その見た目から運動が苦手そうに見えることもあるのですが、実は木登りや泳ぎが得意です。
日中に行動して夜中は巣の中で寝る昼行性をしています。
ユーラシア大陸のマーモットの多くが岩場や高所に生息するのに対し、ウッドチャックは開けた平地、森林の手前など低地に生息しています。
そのことからグラウンドホッグと呼ばれることもあります。
ウッドチャックの名前の由来
ウッドチャックの名前の由来は、アメリカ先住民のアルゴンキン語族の言葉にあるとされます。
「穴を掘る動物」という意味の「wuchak」が語源だとされています。
その発音が変化して、ウッドチャックとして定着したわけですね。
春を知らせるウッドチャック
アメリカやカナダでは、2月2日にグラウンドホッグデーという行事があります。
ウッドチャックは2月2日になると冬眠から目覚めるとされています。
その習性から生まれたとされる天気占いです。
冬眠から覚め、巣穴から出てきたウッドチャックは、自分の影を見ると驚いて巣穴に戻ってしまうとされます。
そうすると冬が長引くとされています。
つまり、2月2日が晴れているとウッドチャックが自分の影に驚いてしまい、結果的に冬が延びる。
天候がすぐれないとウッドチャックが巣穴から出てきて活動を始めるので春が来るのはすぐそこ、とされるという事です。
まとめ
マーモットはコロンとしたかわいい見た目の動物であり、主にユーラシア大陸や北米大陸に生息している動物となっています。
日本ではモルモットとそっくりな名前をしていますが、これはオランダ人が持ち込んだ際に間違って紹介したことが原因であり、両者は全く異なる動物です。
マーモットの多くはユーラシア大陸に生息しますが、中にはウッドチャックのように北米大陸に生息するものもいます。
提供元・FUNDO
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