2投目からキンメダイ連発!

「群れは濃く、アタリがあった瞬間にほぼすべての針に掛かる」と想定し、2投目はアタリがあったら早めに巻き上げる作戦に。すると、着底後底立ちを取っている最中から竿先に反応。あっという間に硬いメヌケ竿が派手に叩かれます。一応1分待ち、船長に巻き上げる旨伝え、電動リールのスイッチオン。すると、赤い魚が4匹見えてきました。

深場釣りで41cm頭にキンメダイ23匹大漁【千葉・鈴栄丸】 1kg級の良型中心7点掛けのしなり(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

1匹取り込みの最中に、船縁にあたって外れてしまうも、タモを持って構えてくれていたお隣さんにすくってもらい、無事回収に成功。キンメはメヌケと違って口がやわらかく、浮袋も膨れないため、水面で外れると泳ぎ去ってしまうので、取り込みは慎重にやらなくてはいけません。

続く3投目で7匹、4投目で6匹。アタッてからちょっと待ってみた5投目で2匹。全てキロ前後サイズとあって、この時点で既に大漁です!

ラストはちょっと深いポイントへ

「最後になります、ちょっと深い所でやってみます」と船長。常連さんは針にタコベイトをつけはじめました。筆者もここは少し変化させてみようと思い、エサをイカからカツオのハラモに変更。水深は440m。着底後すぐにアタリ発生、とはいかず、5分位経ってからようやく竿先が叩かれます。

深場釣りで41cm頭にキンメダイ23匹大漁【千葉・鈴栄丸】 1kg級の良型中心40cmオーバーが鈴なり(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

最後ということで、船長の合図まで待って巻き上げ。水深の半分くらいで派手に叩かれたので「ひょっとしたらメヌケかな」なんて思うも、キンメ4匹でした。とはいえ、最後の4匹は全て40cmオーバー。

メヌケを期待した同行者もこの流しで良型3匹。「なんだ、またキンメか」と、何とも贅沢なセリフを言い放っていました。因みにタコベイトを付けて挑んだ常連さんはメダイ祭り。ご参考まで。

最終結果

37~41cm、1kg前後のキンメダイ23匹。ちなみにトップは30匹くらいとのことでした。沖釣りで「またサバか」はよく聞きますが、「またキンメか」なんて、初めて聞きました。そのくらい「魚影は濃い」ということだと思います。

深場釣りで41cm頭にキンメダイ23匹大漁【千葉・鈴栄丸】 1kg級の良型中心最終釣果(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

ちなみに日によっては、「キンメより先にメヌケが食う」パターンもあるとのこと。釣行の際は、HPの釣果情報等を確認し、抜かりのない準備を。

キロキンメの姿煮

このサイズのキンメは、鮮魚店にて1匹5000円前後で売られている、紛れもない高級魚。脂のノリも良く、どんな料理にしても美味しく食べることができます。そんなキンメを、釣行翌日、甘辛く煮付けてみました。

深場釣りで41cm頭にキンメダイ23匹大漁【千葉・鈴栄丸】 1kg級の良型中心キンメダイの姿煮(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

「なんだ、普通じゃん」って思うかもしれませんが、良型丸ごと一匹となると、家庭用の鍋ではサイズ的に不可能なので、意外と作ることは難しいのです。そこで筆者が使ったアイテムはホットプレート。(ビジュアル的にも)最高に贅沢な一皿に、家族も大満足の様子でした。

脂が乗っているので、濃いめのタレがおすすめ

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<尾崎大祐/TSURINEWSライター>

▼この釣り船について
鈴栄丸
出船場所:大原港
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