海洋国家で栄華を築いたベイエリアの街、ジェノバ。リヴィエラ海岸沿いにあるため、夏は暑すぎず、冬は寒すぎず穏やかな気候のためバカンスリゾート地としても人気が高く、お屋敷や宮殿をはじめ、美しい建築が多く街歩きも楽しいです。

ミラノから電車で約1時間半、フィレンツェからは3時間ちょっとと、旅の途中に立ち寄るのにもおすすめのエリア。日帰り旅としてリアルに回れるモデルコースを作ってみましたので、参考にしていただけたらうれしいです。

目次
午前中:街中の観光スポットをめぐる
ランチタイムはジェノヴァ名物

午前中:街中の観光スポットをめぐる

ジェノバのターミナル駅、ジェノバ・ピアッツァ・プリンチペ駅に午前中に到着したら、ここから街歩きをスタート。基本、観光スポットまでは徒歩圏内なので建物や撮影スポットを見ながら散策を楽しみましょう。

ジェノバ出身のコロンブス像

【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)

アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスの故郷はここジェノバ。駅前をはじめ街の中心にもコロンブス像があります。また、少年時代に住んでいたとされる場所に18世紀に復元された「コロンブスの家」には、コロンブスの航海にまつわる貴重な資料が展示されています。

黄金に輝くサンティッシマ アヌンツィアータ教会

【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)
【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)

カトリック大聖堂。ゴールドに輝く内装はまさに豪華絢爛で、教会内に一歩入るとため息がこぼれるほど。中央通路から側廊まで金で縁取られた天井画で埋め尽くされ、ジェノバの栄華が今も体感できます。聖母被昇天が描かれた壮大なスケールのクーポラはまるで万華鏡のような美しさです。

邸宅が立ち並ぶストラーダ・ヌオヴァ

【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)
【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)
【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)

ストラーダ・ヌオヴァとは5つの道の総称で、ここに点在する16〜17世紀に建てられたお屋敷や邸宅群をロッリと呼びます。このロッリ全体が2006年に世界遺産に登録されました。

フォトジェニックな外観はもちろん、内部見学できる邸宅もあり、当時の職人による美しい意匠を鑑賞できます。

巨大噴水があるフェッラーリ広場

【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=『たびこふれ』より引用)

ジェノバ中心地にある噴水がある広場。近隣のオフィスワーカーの憩いの場であり、ツーリストのフォトスポットでもあります。

私が行った日は噴水のメンテナンス工事をしていたため噴水が停止していました、残念。

ランチタイムはジェノヴァ名物

【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=<イワシのマリネ>、『たびこふれ』より引用)
【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=<タコのサラダ>、『たびこふれ』より引用)
【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=<魚介のフリット>、『たびこふれ』より引用)
【イタリア】ジェノバ1日観光モデルコース
(画像=<白身魚のレモンソース煮>、『たびこふれ』より引用)

ランチは観光地から少し外れた場所にあるレストランを予約しました。地元ワーカーで満席になる繁盛ぶりで美味しさを期待できます。イタリアにはお得な珍しくランチメニューも用意されていましたが、私たちは日帰り旅行の貴重な1食の食事に掛けていましたので好きなメニューをオーダーさせてもらいました。

前菜のイワシのマリネもタコのサラダも新鮮。そしてメインの魚介のフリットは今まで食べたどこよりもサクッカリッ食感なのに軽く胃がもたれません。また白身魚のレモン煮はソースが美味しくてパンが進みます。

ジェノバ名物のジェノベーゼのパスタは食べ逃しましたが、美味しい海の幸をいただけて大満足です。

Da Franco al Borgo

  • 住所:Via Borgo degli Incrociati, 87, 16137 Genova GE
  • 休館日:日曜 、土曜のランチ、月〜水曜のディナー