愛知県のりんくう常滑釣り護岸へ投げ釣りに、1月に2回行ってきた。海底に広がるヒトデのじゅうたんと、潮が悪く苦戦となった釣行をレポートする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・JOFI愛知・大田豊明)

投げ釣行で根魚に小型カレイと対面【愛知】 海底一面ヒトデ絨毯?

りんくう常滑釣り護岸で初釣り

「初釣りとは釣れないもの」と言われてきた。正月も3日を過ぎると、やおら釣りのムシが動きだす。1月9日(旧暦12月18日、大潮からの中潮)、好天に誘われて愛知県のりんくう常滑釣り護岸へハゼとキスを狙って初釣りに出かけた。

午前8時に出発し、途中でイシゴカイを買い、りんくうに着いたのが9時すぎ。タックルなどを手に釣り場へ向かう。

寒いためか、それとも釣れないからか、いつも混雑する釣り場は閑散としている。

当日のタックル

護岸の中間部に釣り座を構え、2本の投げザオで探ってみる。投点は100mと70mに投げ分けて広く探る。

タックルはサオがシマノスピンパワー385EXとダイワトーナメントサーフT27号4m。リールはシマノフリーゲンとスピンジョイ。ラインはゴーセンPEライン1.5号を200m巻き、その先にPEラインチカライト1.5~5号を結ぶ。オモリは冨士海草固定テンビン23号、仕掛けは自作3本バリでミキイトフロロカーボンライン4号、ハリス1号、ハリはがまかつ早がけ8号。エサはイシゴカイだ。

海底に広がるヒトデのじゅうたん

投げてしばらく様子を見て少しリールを巻くという動作を繰り返す。アタリはなく、サオ先が重くなって上げてみるとヒトデの2連。昨年12月からヒトデがめちゃくちゃ多くなった。仕掛けを上げるたびにヒトデばかり、これでは狙いのお魚がエサを食べる前にヒトデがエサを食べている。

ヒトデを釣ってしまえば次は魚がエサを食ってくると信じて仕掛けを投げ返す。私だけで20匹近いヒトデを釣ったが、本命のキスもハゼも現れない。休憩して釣り場を探索することにした。

多くの人はヒトデの多さを語ったが、名古屋市在の三浦ゆうき君(小4)だけはチョイ投げでセイゴ2匹、カレイ2匹、カサゴ1匹を釣っていたのにびっくりした。私にはその後も魚は釣れず、午後2時に納竿した。海底はまるでヒトデのじゅうたんが敷かれているようだ。今年の初釣りも記録更新となった。

釣り友に同行しリベンジ釣行

タックルのメンテナンスや仕掛け作りに明け暮れていたところ、りんくうで知り合った長澤さんからメールで「15日りんくうに釣りに行きませんか」と誘いを受けた。この日は旧暦21日の長潮の前の小潮で、潮順から言えば釣りには不向き。少しためらったが、同行することにした。

1月15日(旧暦12月21日小潮)、午前5時に家を出てりんくうに着いたのは6時すぎ。今日も釣り人はまばらだ。

投げ釣行で根魚に小型カレイと対面【愛知】 海底一面ヒトデ絨毯?釣り場風景(提供:週刊つりニュース中部版 APC・JOFI愛知・大田豊明)

すると前週この釣り場で会った三浦ゆうき君、こうき君兄弟とパパが釣っていた。あいさつして彼らの北隣に釣り座を構えた。ゆうき君に釣況を聞いてみたが、今日はまだ何も釣れていないと言う。