目次
営業マンのためのスーツの選び方
営業マンのためのスーツの着こなしポイント
営業マンのためのスーツの選び方
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続いて、スーツを選ぶ際に気を付けたいポイントや、おすすめの選び方について解説します。これからスーツを購入・オーダーするという方はぜひ参考にしてみてください。
営業マンのスーツ選び①色
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スーツを初めて購入するという方も含め持っておきたいカラーは、ネイビー、グレー、ブラックが定番色でもあり、ベーシックな印象でおすすめです。少々経験を積んだ方であれば、これらに加えてブラウンのスーツを取り入れてみるのも良いでしょう。
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まず、どのような場面でも使いやすいネイビーは、真面目かつ誠実で信頼のおける印象を与えやすいので、1着は持っておきたいカラーです。同じネイビーの中でも、よりベーシックなダークネイビーから明るく爽やかなブルー系のネイビーまで様々ですが、どの色味でも基本的には好印象となります。
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グレーは、ダーク~ミディアムグレーが最も定番です。最近ではチャコールグレイも人気で、オシャレかつ奥深い印象を与えます。周りと被りたくないという方も、グレーはベーシックながら比較的少数派な色味でもあるので、おすすめとなります。
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ブラックのスーツも定番ではありますが、注意すべき色でもあります。というのも、冠婚葬祭など幅広いシーンで活躍するブラックスーツは、社内のみの着用や就活では良いですが、外部の方と顔を合わせる際は着こなしに気を付けないと、暗い印象を与えてしまう恐れがあるためです。
喪服としても取り入れられる色なので、そういった先入観もあるのでしょう。ただし、ストライプなどの柄がさりげなく入ったブラックを選んだり、ネクタイやシャツ、靴に明るいカラーを仕込むとオシャレでスタイリッシュに見せることができるため、合わせるアイテムさえ工夫できるならば問題ありません。
営業マンのスーツ選び②柄
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スーツには、ストライプやグレンチェック、ウィンドペンなどといったオシャレな柄モノも存在しますが、営業マンが柄のあるスーツを選ぶ場合は、さりげないデザインが適切です。
柄がハッキリとしたスーツは、プライベートや結婚式、成人式などであれば着用する男性も多くオシャレで良いのですが、ビジネスシーンではカジュアル過ぎる印象となってしまいます。
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お客様への信頼性をアップさせるためにも、柄スーツはシャドーストライプやシャドーチェックなど、さりげなくて光の加減などで柄がわかる程度のものを選ぶのがおすすめです。中でもシャドーストライプは定番でもあり、知的なイメージを演出してくれます。
シャドーチェックは、ストライプは既に持っていてたまには他の柄も着たいという場合、取り入れてみても良いでしょう。ひと味違った雰囲気や洗練された印象を与えます。
営業マンのスーツ選び③サイズ
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スーツのサイズ選びは、着る人の印象を大きく左右するポイントでもあるので、非常に重要です。スーツは基本的に、大きすぎずタイト過ぎない、ジャストサイズで選ぶことが大切です。最も注意したいのは、既製スーツを購入する場合でしょう。
既製のものは細かい調整ができないため、肩幅に合わせてしまって袖や着丈が長めだったり、ウエストに合わせて太もも周りがきつめだったりする場合があります。このような時は、少々価格が高くなったとしてもオーダースーツを作るのがおすすめです。
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ジャケットのサイズ感は、お尻が隠れるか隠れないかくらいの丈、ワイシャツが袖から1.5㎝程度出る袖丈が理想であり、パンツは裾が靴に軽く触れるくらいの丈、指1本入るくらいのウエスト周りが理想です。
既製スーツでも簡単な調整でフィットするならば問題ないので、こういった点に気を付けながらサイズを選んでみてください。
営業マンのためのスーツの着こなしポイント
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営業マンのスーツ着こなしマナーや、スーツの選び方について解説しましたが、これらが完璧に出来ていたとしてもスーツ自体が劣化していると勿体ない印象となります。ここで、見落としがちなスーツの取り扱いポイントについてもお伝えします。
営業マンのスーツの型崩れはみっともない
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スーツは、体のラインをより美しく見せるために、適所に肩パッドや芯などを配置して作られています。そのため、正しく丁寧な扱い方を意識しないと型崩れしてしまうのです。
カッコよくスマートに着こなせていても、型崩れをしてしまうとバランスが悪くなったり、くたびれた印象を与えてしまうので、保管方法も気を付けましょう。
まず、着用しない日はハンガーにかけておくのが通常ですが、ハンガーはスーツ用の厚みのあるハンガーを使用します。厚みがなく細めのハンガーを使用すると、肩や襟元の形が崩れやすくなるので注意してください。
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また、定期的にクリーニングに出す必要がありますが、あまり頻繁に出すのはおすすめしません。必要以上のクリーニングは、スーツの劣化を早めてしまうだけでなく型崩れも招きやすくなるのです。冬場であれば1回、夏場は2~3回で十分でしょう。