あなたは登山中に帽子を被りますか?日差しが気になり被る人もいれば、つばが気になるので被らない人もいるでしょう。この記事では登山に帽子は必要なのか、どの様な帽子を被るとよいのかを検証します。登山歴5年がたどり着いた答えは?
登山中の帽子の役割
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登山中の帽子の役割は主にケガの防止や、登山を快適に楽しむため。
転倒し石に頭をぶつけてもコブができる程度で済む場合もある。転倒の際に多少なりとも頭を保護してくれるのだ。
そこまで大袈裟ではなくとも、急登で流れる汗を吸収したり、森林限界での日焼けの防止になったりする。
女性は紫外線対策に気を使うだろう。筆者はスキンヘッドなので帽子をかぶらずに直射日光を浴びると大変なことになる。
ケガの防止や快適に登山を楽しむために帽子は必須だ。
登山用帽子の素材
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登山中に使用する帽子も、他の登山グッズ同様素材選びが肝心。
コットンなどの速乾性のない素材は不向きだ。
理想はゴアテックスだが価格が高くなりがちなので、ポリエステルやナイロンなどの化繊、各メーカーで展開している防水透湿素材でもよいだろう。
登山帽子の種類
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登山に行くとさまざまな帽子をかぶった登山者を目にする。キャップや、いかにも登山者といったハットを被った人。
ではそれぞれどのような特徴があるのか見ていこう。
キャップ
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額の部分だけにツバの付いた帽子。野球選手がかぶる野球帽と同じデザインだ。子どもの頃に被った人もいるのではないだろうか。
デザイン性が高く、日常でも使いやすいのがメリット。
防水透湿素材のモデルはあまりないが、ポリエステルの商品が多く速乾性に優れる。
あご紐がないモデルがほとんどなのでクリップなどで留めるとよい。
ハット
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登山と言えばこのタイプの帽子をイメージする人もいるだろう。
額の高さにグルっとツバがある帽子だ。
街で被れるほどデザイン性は高くないが、山では実に見栄えがよい。
個人的には街でも被ってもよいのではと思っている。
ゴアテックスを使用したりあご紐を付けられたり、機能面でもアウトドア寄りになのが特徴。
フードを被ると後頭部のツバがジャマになるが、その分首元の日焼けを防げるので女性には人気のタイプだ
手ぬぐい
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最後にアウトドアサイトらしくないものを紹介する。
筆者おすすめの登山用の帽子、それは手ぬぐいだ。
正直に言うとキャップやハットを被るようになったのはごく最近で、それまでお金が無かったので手ぬぐいを愛用していた。
「手ぬぐいって…」とバカにするなかれ。汗の吸収はよいし下山後の温泉にそのまま使える。畳むとコンパクトになるので予備を数枚持参しても荷物にならない。
唯一の弱点は筆者の風貌で手ぬぐいを頭に巻くと竹内ピストルになってしまう点だ。