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風情あふれる七日町通りで会津名物を堪能
まとめ

風情あふれる七日町通りで会津名物を堪能

城下町の会津若松では、歴史的な建物が並ぶ街並みの散策もぜひ楽しみたいところです。

藩政時代から栄える「七日町」は、毎月七のつく日に市が立ったことからこの名が付けられました。

昔ながらの蔵や洋館が立ち並ぶ「七日町通り」は、ノスタルジックな魅力が溢れる素敵な通り。会津料理のお店や、会津の名産品を扱うお店がたくさんありますよ。

まちなか周遊バスは「七日町駅前」「七日町中央」「七日町白木屋前」の3か所に停車します。食べ歩きやお買い物に便利です。

【福島】歴史の薫り漂う城下町・会津若松をめぐる~鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
(画像=<昔ながらの建物が美しい七日町通り>、『たびこふれ』より引用)
【福島】歴史の薫り漂う城下町・会津若松をめぐる~鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
(画像=<会津名物「赤べこ」がテーマのカフェ。店内は赤べこグッズがいっぱい>、『たびこふれ』より引用)

歴史ある建物が並ぶ七日町通りの中でひときわ存在感を放っているのが、JR七日町駅近くの「渋川問屋」。明治初期から、会津一の海産物問屋として栄えた商家です。美しい格子が目を引きます。

【福島】歴史の薫り漂う城下町・会津若松をめぐる~鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
(画像=<渋川問屋>、『たびこふれ』より引用)

現在はその美しい建物を利用して、郷土料理の名店になっています。こちらで会津料理を食べてきました。案内された部屋にはどっしりとした囲炉裏や帳場があり、大正時代の大店の頃の雰囲気が残っています。往時の商家の空気に浸れますよ。

【福島】歴史の薫り漂う城下町・会津若松をめぐる~鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
(画像=<渋川問屋の店内>、『たびこふれ』より引用)

次々に運ばれてきたお料理は、棒タラ煮、ニシンの山椒漬、こづゆなど。会津の名品が勢揃いです。かつては北前船で北海道から新潟に運ばれ、会津に入ってきたというニシンや棒タラの干物料理は、滋味あふれる美味しさでした。会津の歴史の長さを味覚で実感できます。

【福島】歴史の薫り漂う城下町・会津若松をめぐる~鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
(画像=<左奥がニシンの昆布巻、左手前がニシンの山椒漬>、『たびこふれ』より引用)
【福島】歴史の薫り漂う城下町・会津若松をめぐる~鶴ヶ城・飯盛山・七日町通り
(画像=<左が棒タラ煮、右がこづゆ>、『たびこふれ』より引用)

まとめ

城下町の歴史を今に伝える会津若松は見どころがいっぱい。以下の点を確認しながら、歴史散策を楽しんでくださいね。

  • 会津若松市の観光には、「まちなか周遊バス」が便利です
  • まちなか周遊バスの1日フリー乗車券は車内では購入できません。会津若松駅前の「会津バス駅前案内所」などで入手しましょう
  • 鶴ヶ城の天守は2022年10月~23年3月まで長寿命化工事のため、中に入ることはできません
  • 飯盛山は徒歩で登れます。5分で山の上まで連れて行ってくれる、スロープコンベア(1回250円)もあります
  • 歴史的な建物が並ぶ七日町はお買い物やお食事、カフェなどがいっぱい。充分な時間を確保して歩きましょう

それでは、城下町の壮大な歴史を感じる素敵な旅を!

文・写真・朝茶/提供元・たびこふれ

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