サビキ釣りでコノシロキャッチ
アタリはあるものの、2時間粘って釣果無しだったので、周りを見渡すと、サビキ釣りでコノシロがさかんに釣れています。そこで、オデコ逃れのため、思い切ってサビキ釣りにチェンジしました。
コマセを撒くこと5分、水中に魚の影がギラリと複数見えたやいなや、ズン!と重い引き。何とかリールを巻いて、約30cmのコノシロをキャッチできました。
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この他、周りで少しだけアジも釣れていましたが、筆者にはヒットせず、結局コノシロ3尾となりました。自宅で3枚におろして塩で締めたあと、酢に浸して冷蔵庫で寝かせると、立派なおつまみメニューになりました。
磯子海づり施設
比較的暖かい相模湾
東京湾に対して相模湾は、沖合を黒潮が流れる南方系の海域のため、比較的冬場の堤防からでも釣り可能と言えます。温暖化の影響などで、近年は「マハタやメッキなどが増殖中で、どんどん南方化している」(真鶴の釣具店のご主人)フィールドです。
しかし、相模湾も広く、逗子、葉山方面は、冬場に日本海から吹き込む北西風の真正面に当たるため、寒さの中で釣りをするには覚悟が要ります。一方、反対側の湯河原や伊豆方面は、北西風が箱根の山々に遮られるほか、冬場の日差しも強くて温暖で、比較的暖かく釣りが楽しめます。
相模湾は「湯河原海浜公園」がオススメ
ズバリ冬場のオススメには湯河原海浜公園が挙げられます。湯河原駅前から徒歩15分とアクセスも良く、真鶴半島や箱根連山に風が遮られる上、周りが高台の構造のため、南風以外は当たらない快適な釣り場となっています。
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冬は毒魚が少なめ
また、相模湾はアイゴ、ゴンズイなど定番の毒魚が良く釣れるのですが、冬場は少ないシーズンらしく、本命狙いに集中できます。冬場は釣り人が少ないため、釣り座を広々と確保できるのも魅力です。
「湯河原海浜公園」で実釣
それでは1月上旬に実際に湯河原を訪問した様子をレポートします。湯河原海浜公園は、冬場でもコマセを撒いてウキ釣りでメジナを狙う人多いのですが、護岸前の底にびっしり穴あけブロックがあるため、やはり根魚を狙いました。コンパクトロッドにブラクリオモリで青イソメをセットして、静かに穴に落とします。
ブルン、ときたためアワセると、ゲストのキタマクラ。めげずに静かに沈めると、「ガガッ!」と、明らかに違う引き。食い込みは一瞬で、遅れると根にもぐられるため、すかさずアワセると、約20cmのカサゴをキャッチできました。
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このほか、同釣り場は、メバル、ベラなど小物のほか、メジナなども期待大とのこと。粘ってベラとタカノハダイもキャッチしました。
日帰り温泉とセットで
夕方に冷え込んできたため、納竿。インターネットで調べると、さすが湯河原、「こごめの湯」や、「みやかみの湯」といったリーズナブルな日帰り温泉も点在。ゆったり「ナトリウムーカルシウム、塩化物・硫酸塩泉」の名湯に浸かって、冷えた身体を温めて帰ってきました。
湯河原海浜公園
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<菊池英則/TSURINEWSライター>
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